抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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炉心溶融を伴う過酷事故時に原子炉容器外部を冠水させ炉心溶融物を原子炉容器内で閉じ込めるIn Vessel Retentionが注目され,4MW/m
2級の高熱流束徐熱が望まれている。しかし水の限界熱流束q
chfは大気圧,飽和状態で約1MW/m
2である。ナノ流体によるq
chfの向上が近年報告されているが,本論文ではハニカム多孔質体とナノ流体を組み合わせることで,大気圧下,飽和プール沸騰において,q
chf向上効果について実験結果を示した。結果としてハニカム多孔質体を装着した場合,ナノ流体の濃度を高くするにつれq
chfは向上し,最大3.2MW/m
2(裸面,蒸留水の場合の約3倍)が得られた。