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J-GLOBAL ID：201502216478458161   整理番号：15A0827736

LD励起Yb:YAGレーザーにおける高効率動作の理論的解析

Theoritical Investigation on Laser Diode-Pumped High Efficiency Ytterbium Doped Yttrium Aluminium Garnet Laser

著者 (13件)： 奥西弘旭 (福井大 大学院工学研究科) ,  加唐賢人 (福井大 大学院工学研究科) ,  西尾正敏 (福井大 大学院工学研究科) ,  京元敬介 (福井大 大学院工学研究科) ,  吉田武志 (福井大 大学院工学研究科) ,  嶋林恭輔 (福井大 大学院工学研究科) ,  丸小淳幸 (福井大 大学院工学研究科) ,  森岡元希 (福井大 大学院工学研究科) ,  稲吉真一 (福井大 大学院工学研究科) ,  山形沙由美 (福井大 大学院工学研究科) ,  水野大地 (福井大 大学院工学研究科) ,  川戸栄 (福井大 大学院工学研究科) ,  川戸栄 (福井大 生命科学複合研究教セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 46(LQE2015 1-19)  ページ： 33-36  発行年： 2015年05月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザーダイオード励起連続波Yb:YAGレーザーについて,利得媒質を高密度励起することによる不飽和利得の高利得化を用いた高効率化に関する理論的な解析を行った。高利得化により準4準位レーザー損失を含む共振器内部損失の影響を低減できるが,高密度励起に起因する熱光学歪みの影響を調べる必要がある。解析では熱レンズ効果を取り入れた共振器設計および準4準位レーザー理論を用いた。高密度励起に起因する熱レンズ効果および励起光源の収差を積極的に活用することにより,励起パワー1.77Wのときに最大出力1.42Wを得ることができた。このときの光-光変換効率は80.4%,スロープ効率84.5%であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *YAGレーザ ,  *半導体レーザ ,  *レーザ励起 ,  密度 ,  利得 ,  熱レンズ効果 ,  レーザ共振器
準シソーラス用語： *Yb:YAGレーザ ,  *レーザダイオード ,  高密度 ,  高利得

分類 (1件)： 半導体レーザ  (BD04070L)

引用文献 (11件)：

• D. Hillerkuss, R. Schmogrow, T. Schellinger, M. Jordan, M. Winter, G. Huber, T. Vallaitis, R. Bonk, P. Kleinow, F. Frey, M. Roeger, et al. "26 Tbits^-1 line-rate super-channel transmission utilizing all-optical fast Fourier transform processing,"Nature Photon. 5, pp. 364-371,2011
• 山田真二,深蔵英司,田畑稔,白玉公一,"NEC技報"64,pp.83-86,2011
• 藤田克昌,生物物理50,pp.174-179,2010
• S. Yamazoe, M. Katou, T. Adachi and T. Kasamatsu "Palm-top-size, 1.5 kW peak- power, and femtosecond (160 fs) diode-pumped mode-locked Yb+3:KY(WO4)2 solid-state laser with a semiconductor saturable absorber mirror" Opt. Lett.35. pp. 748-750, 2010.
• P. Lacovara, H. K. Choi, C. A. Wang, R. L. Aggarwal and T. Y. Fan: Opt. Lett. 16, pp.1089, 1991

タイトルに関連する用語 (7件)： LD ,  励起 ,  Yb ,  YAGレーザー ,  高効率 ,  理論 ,  解析