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J-GLOBAL ID:201502216584910391   整理番号:15A1025224

おがくず培地からヒラタケ子実体への放射性セシウムの移動の減少

Reducing radioactive cesium transfer from sawdust media to Pleurotus ostreatus fruiting bodies
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 420-430  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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福島第一原子力発電所が損傷を受けて,137Csのような放射性元素が環境中に拡散した。事故から3年が経過し,食物連鎖を通じた放射性物質で汚染された食品の摂取の健康被害が懸念されている。キノコは放射性元素を吸着することが知られているが,子実体の放射能の減少のための方法が必要とされている。著者らは,放射性セシウムの移動活性と,ヒラタケを使った放射性セシウムのおがくず培地から子実体への移行を調査した。子実体放射性セシウム活性は,培地の放射能の増加に伴い線形に増加した。異なるおがくず培地で栽培された子実体の放射性セシウム活性は,0.2~0.9倍(湿重量ベース),1.3~3.7倍(乾燥重量ベース)高く,栽培条件に伴って移動速度が変化することを示した。培地添加による子実体放射性セシウム活性試験の減少から,プルシアンブルーが効果的で,ナノ粒子不溶性プルシアンブルーが溶解性プルシアンブルーよりもより効果的であった。しかしながら,ナノ粒子不溶性プルシアンブルーは,溶解性プルシアンブルーよりも高価である。もしキノコ栽培者がプルシアンブルーを使用したら,使用する系統,消費者ニーズ,商業的価値と経費に一致するタイプと添加量を測定する必要が出てくるだろう。Copyright 2015 The Japan Wood Research Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  野菜 
タイトルに関連する用語 (5件):
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