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J-GLOBAL ID:201502217129527453   整理番号:15A0580434

3次元振動解析による地盤および建物振動の予測シミュレーション手法

A Numerical Simulation Method for Ground and Building Vibration Based on Three Dimensional Dynamic Analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 41-46  発行年: 2015年05月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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列車走行に伴って沿線の地盤や建物に生じる振動(以下,鉄道振動)は場合により環境問題となる。鉄道振動は,鋼製の車輪とレールの接触による高い周波数の振動の発生,軌道という鉄道固有の構造と車両の連成振動の影響など,鉄道に固有の特徴がある。このような観点から,鉄道振動の予測シミュレーションに関わる分野においては,発生源のモデルと伝播系のモデルの各々について従来より多くの研究がなされている。鉄道総研においても,鉄道車両と軌道・土木構造物の連成をモデル化した3次元解析モデルによる振動解析法を開発し,車両と構造物の動的相互作用の検討に活用している。近年の計算速度の向上に伴い,軌道や構造物上の複数の加振点ごとに異なる加振力波形を入力する解析がある程度現実的な時間で実行可能となったことから,ラーメン高架橋区間を対象に車両の移動などの影響を考慮した地盤および建物振動の予測シミュレーション手法を検討し,3次元解析モデルを用いた列車振動解析を行った。その結果,本報で解析に用いたモデルでは,全体的な傾向として実測値と良い対応が得られた。しかし,解析精度をより向上させるためには,鉄道構造物や建物などの構造物と地盤との振動伝達特性のモデル化方法や,地盤の物性値の与え方,加振力解析時の構造物のモデル化による影響など多くの課題が残されている。今後,これらの課題について検討を進め,解析精度の向上を図っていきたい。
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分類 (1件):
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鉄道騒音・振動 
引用文献 (12件):

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