文献

J-GLOBAL ID：201502217222131684   整理番号：15A1036512

唐船海岸におけるぬかるみ発生原因と対策

SOURCE OF SILTATION AND MEASURES AT KARASEN BEACH

著者 (7件)： 高橋俊之 (復建調査設計株式会社 環境部 環境技術課) ,  伊藤秀二 (兵庫県西播磨県民局光都土木事務所 港湾課) ,  吉田恒彦 (兵庫県企画県民部 広域防災センター) ,  青木伸一 (大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻) ,  辻本剛三 (神戸市立工業高等専門学校 都市工学科) ,  高濱繁盛 (復建調査設計株式会社 環境部) ,  小田高幸 (復建調査設計株式会社大阪支社 調査技術課)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.467-I.472 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 潮干狩り場や海水浴場等として多様に利用されている唐船海岸では,平成24年4月に海岸の広い範囲が軟弱な泥(ぬかるみ)に覆われ,一部では足が抜けないほど危険な状態となった.全国的にも極めて稀な現象であり,その発生原因と対策立案のために,現地調査及び数値計算を行った.検討の結果,出水による海岸への直接的な細粒土の供給,出水後の潮汐や波浪による海岸への輸送が行われ,汀線付近では形成されたバートラフのトラフ部に泥が堆積し,固定化されることでぬかるみが発生すると考えられた.また,対策工としては,表層部のぬかるみを除去し,現地砂よりも粒径の粗い砂で覆砂することにより,細粒土の海岸への堆積を抑制できることが明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： 兵庫県 ,  *海岸 ,  *泥土 ,  現地調査 ,  数値計算 ,  土砂流送 ,  細粒土 ,  対策 ,  *成因
準シソーラス用語： 原因 ,  赤穂市 ,  *発生原因

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 海岸 ,  原因 ,  対策