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J-GLOBAL ID：201502217377630520   整理番号：15A0513404

パラジウム炭素触媒を用いた弱減圧下における脱水素化を基盤とする第一アルコール類からカルボン酸類への水系変換

Palladium on Carbon-Catalyzed Aqueous Transformation of Primary Alcohols to Carboxylic Acids Based on Dehydrogenation under Mildly Reduced Pressure

著者 (8件)： SAWAMA Yoshinari (Gifu Pharmaceutical Univ., 1-25-4 Daigaku-nishi, Gifu 501-1196, Japan, Fax: [phone]. [e-mail]) ,  MORITA Kosuke ,  ASAI Shota ,  KOZAWA Masami ,  TADOKORO Shinsuke ,  NAKAJIMA Junichi ,  MONGUCHI Yasunari ,  SAJIKI Hironao
資料名： Advanced Synthesis & Catalysis  (Advanced Synthesis & Catalysis)
巻： 357  号： 6  ページ： 1205-1210  発行年： 2015年04月13日 
JST資料番号： W1343A  ISSN： 1615-4150  CODEN： ASCAF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルコール類からカルボニル化合物類への触媒による脱水素化は,エネルギー源と成り得る水素以外の廃棄物を産み出すことがない,環境に優しい再生可能型の酸化である。加えて,装置化学の観点からして,再利用可能な不均一系触媒は価値あるものだし,水も環境に優しい溶媒である。水溶媒中弱減圧下(800hPa)において,このパラジウム炭素(Pd/C)触媒による第一アルコール類からカルボン酸類への脱水素を遂行した。アルデヒドのアルコール(出発材料)への還元(逆反応)や他の望ましくない副反応を生じる過剰の発生した水素を除去するために,減圧を回転式エバポレータの真空制御器によって容易に制御できる。本方法は種々の脂肪族やベンジルアルコール類の対応するカルボン酸への反応に応用できて,Pd/Cは少なくとも5回再使用できた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *脱水素反応 ,  *パラジウム触媒 ,  活性炭 ,  担持触媒 ,  *脂肪族カルボン酸 ,  *アルコール ,  酸化 ,  減圧 ,  媒質 ,  水酸化ナトリウム ,  反応機構 ,  脂肪族アルデヒド ,  脂肪酸
準シソーラス用語： 水溶媒 ,  *第一アルコール

分類 (3件)： 脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF05180T)

物質索引 (6件)： 2-メトキシベンジルアルコール ,  2-メトキシ安息香酸 ,  4-フルオロベンジルアルコール ,  4-フルオロ安息香酸 ,  デカナール ,  デカン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： パラジウム ,  炭素触媒 ,  減圧 ,  脱水素化 ,  基盤 ,  第一アルコール ,  カルボン酸類 ,  水系