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J-GLOBAL ID：201502217405722524   整理番号：15A0118086

予防的避難:熊本県における新たな取り組み

著者 (7件)： 藤見俊夫 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ) ,  星出和裕 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ) ,  山本幸 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ) ,  北園芳人 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ) ,  山田文彦 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ) ,  柿本竜治 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ) ,  稲本義人 (熊本大 大学院自然科学研究科 減災型社会システム実践研究教セ)
資料名： 自然災害科学  (Journal of Japan Society for Natural Disaster Science)
巻： 33  号： 3  ページ： 177-204  発行年： 2014年11月30日 
JST資料番号： L0381A  ISSN： 0286-6021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 突発的な豪雨が深夜に発生する可能性が高くなってきたので,日没前に事前に住人に避難してもらう予防的避難について熊本県が実施している内容をまとめた。まず,平成24年九州北部豪雨による阿蘇地域の土砂災害の状況を概説し,平成25年に実施された予防的避難の状況について説明した。次に予防的避難に関する意識調査の結果や予防的避難の参加者を増やすために地域コミュニティーが行った活動を示した。最後に,予防的避難や避難行動を支援する情報収集・伝達・共有システムの試みについて述べた。ネットを介して一方的に情報を流すだけではなく,双方向の取り組みや平常時から訓練などを実施して対応方法を身につけておくことが重要であることを述べた。

シソーラス用語： *豪雨 ,  *予防 ,  *避難 ,  *熊本県 ,  土砂災害 ,  気象条件 ,  降雨量 ,  河川 ,  水位上昇 ,  潮位 ,  出水 ,  *判定基準 ,  試行 ,  アンケート ,  地域社会 ,  監視装置
準シソーラス用語： 阿蘇市 ,  宇土市 ,  九州北部豪雨

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (28件)：

• 熊本地方気象台:災害時気象資料-平成24年7月11日~13日の熊本県の大雨について-,p.23,2012.
• 福岡管区気象台:災害時気象速報「平成24年7月九州北部豪雨」p.39,2012.
• 熊本大学大学院 自然科学研究科附属減災型社会システム実践研究教育センター:白川流域の降雨,河川水位,潮位のモニタリングシステム, http://www2.kumamoto-bousai.jp/anpi/sirakawa2/
• 熊本県:阿蘇地域土砂災害対策検討委員会報告書,p.26,2013.
• 熊本県:熊本広域大水害の災害対応に係る検証 最終報告書,p.117,2012.

タイトルに関連する用語 (3件)： 予防 ,  避難 ,  熊本