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J-GLOBAL ID:201502217458944325   整理番号:15A0923018

メチシリン耐性Staphylococcus aureusに対する新規組換え抗菌ペプチドMP1102のin vitro及びin vivo特性化

In vitro and in vivo characterization of a new recombinant antimicrobial peptide, MP1102, against methicillin-resistant Staphylococcus aureus
著者 (16件):
資料名:
巻: 99  号: 15  ページ: 6255-6266  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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NZ2114の変異型である新規抗菌ペプチドMP1102を設計,評価し,Pichia pastorisに過剰発現させた。培養液に分泌した総蛋白質は695mg/lに達し,組換えMP1102(rMP1102)の濃度は292mg/lであった。rMP1102を1段階カチオン交換クロマトグラフィーにより培養上清から精製し,96.4%純度で197.1mg/lの収量を得た。rMP1102はグラム陽性菌に対して強力な活性を示し,その4種類のStaphyloccocus aureus(S.aureus)株に対する最小発育阻止濃度(MIC)は0.028~0.11μMであり,20株のMRSA臨床分離株(cMRSA)に対してrNZ2114(MIC=0.11~0.90μM)よりも強い活性(MIC=0.04~0.23μM)有した。rMP1102は,そのMICの1,2,及び4倍で処理した時に6時間以内で試験したS.aureus細胞の99.9%以上を殺し,マウス大腿感染モデルにおいて5,10,及び20mg/kgの濃度で12時間以内にS.aureus細胞の90%以上を殺すことを示した。薬力学的分析により示した親ペプチドNZ2114よりもMP1102に対するMRSAの高い感受性は,この2分子の殺菌機構の違いの可能性を示唆した。得られた結果から,この酵母発現系が大規模生産に対する可能性を有し,rMP1102が異なる機構を介してNZ2114よりもS.aureusに対する強い活性を発揮し,S.aureus,特にMRSA感染に対する新規抗菌剤としての可能性を示すことを示唆した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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抗生物質発酵  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究  ,  遺伝子操作 
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