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J-GLOBAL ID:201502217488895922   整理番号:15A1101827

アフリカの熱帯熱マラリア原虫に対する2000~2015年のマラリア制圧活動の効果

The effect of malaria control on Plasmodium falciparum in Africa between 2000 and 2015
著者 (35件):
資料名:
巻: 526  号: 7572  ページ: 207-211  発行年: 2015年10月08日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2000年以降,マラリア制圧に向けた協調的な活動によって,サハラ以南のアフリカ全域を対象とする前例のないレベルの介入が行われた。このマラリア制圧を目指す取り組みの効果を理解することは,今後の制圧計画のための情報を得る上で非常に重要である。しかし,信頼できる監視データがなく,現在の症例数の見積もりが単純化された方法に基づいているために,アフリカのさまざまな疫学的状況下でのマラリア介入策の効果はほとんど明らかになっていない。今回我々は,マラリアの現地調査の大規模なデータベースを,介入範囲の変化の詳細な再構築に結び付けることで,2000~2015年の傾向を直接評価し,また,マラリア制圧に向けた取り組みによる効果を定量化した。その結果,2000~2015年の間に,アフリカのマラリア流行地での熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)の感染率は半減し,臨床的疾患の発生率は40%減少したことが分かった。我々は,2000年以降の介入によって6億6300万(信頼区間は5億4200万~7億5300万)の臨床例が予防されたと見積もっている。最も広範に行われた介入策である殺虫剤処理を施した蚊帳が,最も大きく圧倒的な効果を発揮した(症例の68%を予防)。現在のマラリア介入策は,まだ目標レベルには達していないものの,アフリカ全土でマラリアの疾患発生率を大幅に減少させている。これらの介入策の利用を増やし,殺虫剤や薬剤に対する耐性への直面に際してこれらの策の有効性を維持することで,2015年以降のマラリア制圧戦略の土台ができるだろう。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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