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J-GLOBAL ID:201502217672948362   整理番号:15A1240045

太陽光発電系統連系技術の開発動向 長寿命ACモジュールの開発

著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 37-42  発行年: 2015年09月30日 
JST資料番号: G0259A  ISSN: 0388-9564  CODEN: TAENAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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太陽光発電システムが基幹電源に向けて普及拡大していく中,ACモジュールのような分散電源の利用も大いに期待されている。ACモジュール方式は,1枚のパネルに対して1台のマイクロインバータが接続される分散型であり,メリットとして次の5点が挙げられる;(1)発電効率:パネル単位で発電電力を最大化できる。(2)拡張性:パネル単位での追加,拡張がしやすい。(3)高信頼性:分散型であるため,1つのACモジュールが故障してもシステム全体に及ぼす影響は小さい。(4)設置性:各ストリングのパネル枚数は自由に設定でき,直流接続箱が不要である。(5)安全性:交流で配線でき安全である。マイクロインバータは,ソーラパネルと一緒に設置することが想定されている。新たに提案するマイクロインバータ回路では,単相電力脈動を補償するコンデンサの電圧をアクティブに制御することでコンデンサ容量を低減する。このアクティブバッファにより,電解コンデンサよりも寿命の長いフィルコンデンサやセラミックコンデンサを使用でき,ACモジュールの長寿命化を実現できると考える。しかし今後の普及には,系統連系規定の確立を含め,社会システムとして受け入れられるための仕組みづくりなど,多くの課題がある。
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分類 (1件):
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太陽光発電 
引用文献 (5件):
  • 新エネルギー・産業技術総合開発機構ほか,『平成12年度地域新生コンソーシアム研究開発事業「地域コンソーシアムエネルギー研究開発分野」「太陽光発電用分散型パワーコンディショナの研究開発」(第1年度)成果報告書』,平成13年3月.
  • 電力中央研究所,平成9年度 新エネルギー・産業技術総合研究開発機構委託業務成果報告書「太陽光発電システム実用化技術開発「太陽光発電利用システム・周辺技術の開発」(ACモジュール用周辺装置の研究),平成10年3月.
  • 太陽光発電技術研究組合,PVTECニュース Vol.69 (2015), p11.
  • 新エネルギー・産業技術総合開発機構,太陽光発電開発戦略 (NEDO PV Challenges), 2014年9月,p31.
  • 日本電気協会,「系統連系規定 JEAC 9701-2012」 (2013), p422-429.

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