文献
J-GLOBAL ID:201502218245079082   整理番号:15A0922917

DL-リジンからL-ピペコリン酸のワンポット合成のための大腸菌におけるScomber japonicus由来のL-リジンα-オキシダーゼの機能性発現

Functional expression of l-lysine α-oxidase from Scomber japonicus in Escherichia coli for one-pot synthesis of l-pipecolic acid from dl-lysine
著者 (14件):
資料名:
巻: 99  号: 12  ページ: 5045-5054  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
L-ピペコリン酸は生物活性分子の主要成分であり,薬学的に重要なキラル構築ブロックである。それはL-リジンα-オキシダーゼ及びΔ1-ピペリデイン-2-カルボキシル(Pip2C)レダクターゼが関与する二段階生物変換により,L-リジンから立体選択的に産生される。本研究において,元々アポトーシス誘導蛋白質(AIP)として同定されたScomber japonicus由来のL-リジンα-オキシダーゼに焦点を当て,大腸菌におけるL-ピペコリン酸のワンポット発酵にこの酵素を応用した。AIPに対しコードする合成遺伝子を大腸菌で発現させ,組換酵素を精製し,特性化した。精製酵素は分子量133.9kDaのホモ二量体であった。酵素は基本的に天然酵素と同じ基質特異性を示した。酵素反応に対する最適温度及びpHは,それぞれ70°C及び7.4であった。酵素は,pHが5.5-7.5の範囲で,60°C以下で安定であったが,Co2+により著しく阻害された。DL-リジンから光学的に純粋なL-ピペコリン酸の合成のためのワンポット発酵系を確立するため,AIP,Pseudomonas putida由来のPip2Cレダクターゼ,P.putida由来のリジンラセマーゼ及び枯草菌由来のグルコースデヒドロゲナーゼをコードするプラスミドを保有する大腸菌を構築した。ワンポット過程により,46時間反応の後,高光学純度(エナンチオマ過剰率>99.9%)のL-ピペコリン酸が45.1g/L産生された。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物代謝産物の生産  ,  遺伝子操作 

前のページに戻る