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J-GLOBAL ID：201502218381957549   整理番号：15A0904246

日本砂丘学会における乾燥地研究の動向

著者 (1件)： 井上光弘
資料名： 日本砂丘学会誌  (Sand Dune Research)
巻： 62  号： 1  ページ： 21-28  発行年： 2015年06月25日 
JST資料番号： Y0118A  ISSN： 0918-5623  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本砂丘学会のこれまでの乾燥地研究の動向と今後の研究展望について解説した。乾燥地関連の研究論文は増加傾向にあり,また本の出版もあった。会誌の内容に関しては,以前はイラン,アラブ首長国連邦,イスラエルなどの中近東諸国の乾燥地域対象が多かったが,最近は中国,次にモンゴルを研究対象にした論文が増えている。現在,乾燥地研究においては組織的な大学の改変や文部科学省による支援体制も整ってきた。著者は,このような有利な環境条件下において,過去の研究レビューや幅広い情報交換によって,より一層の研究アイデアが生まれると確信した。

シソーラス用語： 日本 ,  *砂丘 ,  *乾燥地帯 ,  レビュー ,  砂漠 ,  研究
準シソーラス用語： 学術研究 ,  研究動向

分類 (2件)： 作物栽培一般  (FC03010R) ,  土壌学一般  (FB04010V)

引用文献 (6件)：

• 長智男・石原昻:第1章「日本砂丘研究会」から「日本砂丘学会」へ,世紀を拓く砂丘研究,砂丘から世界の沙漠へ,農林統計協会,東京(2000),P.1-12,
• 藤山英保:乾燥地研究・教育の歴史と将来,日本砂丘学会誌,61(2),75-79(2014)
• 古川郁夫・井上光弘:乾燥地共同研究の歩み,世紀を拓く砂丘研究,農林統計協会,東京(2000),p.321-333
• 井上光弘:持続的農業のための水・土壌資源の利用と技術,-乾燥地の発展を目指して-,国際農林業協力,35(2),2.11(2012)
• 小林薫・松元和伸・森井俊広・井上光弘:ホタテ貝殻を再利用したキャピラリーバリアのフィイールド実験による限界長の評価,土木学会論文集B3(海洋開発)Vol.69 No.2 I_574-I_579(2013)

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  砂丘 ,  学会 ,  乾燥地 ,  研究 ,  動向