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J-GLOBAL ID：201502218747678213   整理番号：15A0654632

矩形の読み出し領域を生成する光空間信号の周波数拡散を応用した変調方式の提案

著者 (1件)： 光藤雄一 (九州先端科学技術研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 479(MoNA2014 92-101)  ページ： 237-244  発行年： 2015年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： RFIDや二次元コードのように,情報を実世界に貼付するシステムが一般に普及している。これらのシステムのうち時間変調された電磁波を利用して情報をやり取りする方式のものは,情報を格納する機器を小型化できる利点を持つ一方で空間的な精度を高くすることは不得手である。特に受信器から同じような距離に,隣接して2つの送信器を設置した場合,どちらが所望信号かを判断することは難しい。筆者は先に,こうした状況でも所望信号以外の信号電力を著しく低減させる通信方式を提案したが,いくつかの条件下ではうまく機能しないことが分かっている。そこで本稿では,多元接続環境などで用いられている直接周波数拡散の手法を応用し,そうした場合であっても充分に低いビット誤り率で通信を行うことができる変復調方式を提案し,数値シミュレーションによって評価する。(著者抄録)

シソーラス用語： *RFID ,  *読取装置 ,  *標識 ,  *光通信 ,  *スペクトル拡散通信 ,  信号変調 ,  *符号化 ,  光信号 ,  反転 ,  光干渉 ,  *データ読取 ,  信号処理 ,  *復号化 ,  数値解析 ,  シミュレーションモデル ,  誤り率 ,  誤り訂正符号
準シソーラス用語： RFIDタグ ,  RFIDリーダ ,  *ビット誤り率 ,  *光学的読取 ,  *光空間通信 ,  *直接スペクトル拡散 ,  *変調方式

分類 (3件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C) ,  光通信方式・機器  (ND10000B) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (5件)：

• 光藤雄一:矩形の読み出し領域を生成する光空間信号の変調方法の研究,情報処理学会論文誌,Vol.53,No.4,pp.1425-1432(2012-4-15).
• YAMAZATO, T., NAKAO, K., OKADA, H. and KATAYAMA, M.: Experimental Results on Simple Distributed Cooperative Transmission Scheme with Visible Light Communication, IEICE transactions on communications, Vol.93, No.11, pp. 2959-2962 (online), DOI: 10.1587/transcom.E93.B.2959 (2010).
• 松下伸行,日原大輔,後輝行,吉村真一,暦本純一:IDCam:シーンとIDを同時に取得可能なスマートカメラ(〈特集〉インタラクション技術の革新と実用化),情報処理学会論文誌,Vol.43,No.12,pp.3664-3674(オンライン),(2002-12-15).
• 名倉徹,小澤俊之,山里敬也,片山正昭,圓道知博,藤井俊彰,岡田啓:車両走行受信時における可視光通信システムのLEDアレイ送信機検出・追跡手法(ITS画像処理,映像メディア,視覚および一般),映像情報メディア学会技術報告,Vol.34,No.6,pp.59-64(オンライン),(2010-02-15).
• 石田正徳,春山真一郎,中川正雄:並列可視光無線通信方式における通信速度限界の検討(光符号・可視光通信,次世代ネットワーク,電灯線通信,一般),電子情報通信学会技術研究報告.CS,通信方式,Vol.106,No.450,pp.37-41(オンライン),(2007-01-04).

タイトルに関連する用語 (6件)： 矩形 ,  読み出し ,  周波数拡散 ,  応用 ,  変調方式 ,  提案