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J-GLOBAL ID:201502218846309556   整理番号:15A0491431

CO2のAg担持SrO-修飾Ta2O5上でのH2Oによる光触媒変換

Photocatalytic Conversion of CO2 by H2O over Ag-Loaded SrO-Modified Ta2O5
著者 (9件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 431-437 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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筆者らは,Ag担持Ta2O5(Ag/Ta2O5)へのアルカリ土類金属酸化物の組み込みが,電子供与体としてのH2Oの利用によるCO2の光触媒変換のための水の全分解からのH2の生成を抑制することを見出した。4種の組み合わせの光触媒(Ag/MO/Ta2O5(M=Mg,Ca,Sr,又はBa))を利用し,これらの中で最大量のCOが化学量論のO2と共に,Ag担持SrO-修飾Ta2O5(Ag/SrO/Ta2O5)によって生成された。少量のSrOの存在が,COの発生に対する選択性を顕著に高めることが実証された。また筆者らは,Agの助触媒がCOの発生に対する選択性を増し,比較的小さなAgナノ粒子がCOの発生に対する選択性を最大にすることを確認した。したがって,助触媒のAgの粒子サイズを制御する必要があり,CO2の大きな変換とO2の発生に対するすぐれた選択性を実現するためにアルカリ土類金属酸化物をAg/Ta2O5中に取り込む必要があると結論付けられた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  貴金属触媒 
引用文献 (30件):
  • 1) http://www.ipcc.ch/report/ar5/.
  • 2) P. Markewitz, W. Kuckshinrichs, W. Leitner, J. Linssen, P. Zapp, R. Bongartz, A. Schreiber, T. E. Mueller, Energy Environ. Sci. 2012, 5, 7281.
  • 3) A. Sanna, M. Uibu, G. Caramanna, R. Kuusik, M. M. Maroto-Valer, Chem. Soc. Rev. 2014, 43, 8049.
  • 4) M. E. Boot-Handford, J. C. Abanades, E. J. Anthony, M. J. Blunt, S. Brandani, N. Mac Dowell, J. R. Fernández, M.-C. Ferrari, R. Gross, J. P. Hallett, R. S. Haszeldine, P. Heptonstall, A. Lyngfelt, Z. Makuch, E. Mangano, R. T. J. Porter, M. Pourkashanian, G. T. Rochelle, N. Shah, J. G. Yao, P. S. Fennell, Energy Environ. Sci. 2014, 7, 130.
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