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J-GLOBAL ID:201502219278265155   整理番号:15A0811145

高解像度およびマルチリターンの航空機ライダーデータを用いた単木の葉面積密度分布の推測

Estimation of the leaf area density distribution of individual trees using high-resolution and multi-return airborne LiDAR data
著者 (4件):
資料名:
巻: 166  ページ: 116-125  発行年: 2015年09月01日 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,高解像度の航空機ライダーを用いて,単木の葉面積密度(LAD)を推測する手法について述べた。本手法は,レーザ光路を追跡することにより,レーザと葉との接触頻度から,LAD分布を算出するものとした。樹冠内部の葉の分布を捉えるために,マルチリターンを用いた。最後の反射の場所から,最初の場所まで,もしくは,最後の反射の直前に記録された中間の反射において,それぞれのレーザをトレースした。単木(Zelkova serrataならびにCinnamomum camphora)から得られた地上ライダーデータを用いて,LAD分布の推測精度を確認した。航空機ライダーデータから得られた,LAD分布を表現するのに適切なボクセルサイズは,1m×1m×0.5mと定めた。ボクセルへの航空機入射レーザの数(N)と,使用された反射タイプに考慮し,このボクセルサイズで推測された,LAD分布の精度を調べた。最初の単一の反射のみを用いた場合,大きいNのボクセルであるにも関わらず,LADは過大評価された。小さいNでは,ほとんどのボクセルで,LADはゼロと推測されたが,複数のボクセルに対しては,LADは大きく過大評価された。最後もしくは中間の反射を用いた場合,Nは同じであるにも関わらず,LADの推測精度が向上することが明らかとなった。平均LAD推測誤差は,両方の種に対して,0.25~0.3m2/m3であった。最初および中間の反射に対し,異なる重みを割り当てた場合,精度はわずかに向上した。推測誤差は,明らかにNと相関しており,8~11のNが,正確なLAD推測の基準であることが示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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リモートセンシング一般  ,  森林生物学一般 

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