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J-GLOBAL ID:201502219710274217   整理番号:15A1311454

冬季東シナ海上における気象津波発生に関する船上観測

METEOROLOGICAL OBSERVATION ON GENESIS OF THE METEOTSUNAMI IN THE EAST CHINA SEA
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.451-I.456 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東シナ海上での気象津波発生時の大気構造を解明することを目的として,2014年12月上旬に長崎県女島周辺海域で海上気象観測を実施した.GPSゾンデを用いて,上空20kmまでの風・気温・湿度などの気象要素の測定を行った.また,船内に設置の気圧計・風速計等による海面付近の気象要素の測定も行った. 大陸上の高気圧が東シナ海上空に張り出し,その先端部が切離されて太平洋上に高気圧が形成された.高気圧に挟まれた東シナ海上で前線が現れ,12月3日の夜間の観測で上空5000m付近で乾燥空気の下降と湿潤空気の上昇による不安定層が現れた.その後,周期10分~60分,全振幅1.0hPa前後の気圧微変動が生じ,12月4日正午前後に枕崎港で最大全振幅80cmの潮位副振動が観測された.予測が極めて困難な現象であることから,本観測は非常に稀少な一例として位置づけられる.(著者抄録)
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分類 (1件):
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波浪,潮流 
引用文献 (7件):
  • 1) 志賀達,市川真人, 楠元健一 : 九州から薩南諸島で発生する潮位の副振動の統計的調査,測候時報,第74巻,pp.S139-162, 2006.
  • 2) Tanaka, K. : Atmospheric pressure-wave bands around a cold front resulted in a meteo- tsunami in the East China Sea in February 2009, Natural Hazards and. Earth System Sciences, Vol. 10, No. 12, pp. 2599-2610, 2010.
  • 3) Lipa, B., Patrikh, H., Barrick, D., Roaty, H., and Glenn, S. : High-frequency radar observations of the June 2013 US East Coast meteotsunami, Natural Hazards, Vol. 74, issue 1, pp. 109-122, 2014.
  • 4) 浅野敏之, 山城徹, 齋田倫範, 田中健路 : 九州東シナ海沿岸で副振動災害を引き起こす気象津波の発生機構に関する研究, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 70, No. 1, pp. 79-96 , 2014.
  • 5) 赤松英雄 : 長崎港のあびき(セイシュ) 気象研究所報告, Vol. 33, pp. 95-115, 1982.
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