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J-GLOBAL ID：201502219760759289   整理番号：15A1256077

アルミニウム合金チャンネル材と曲率と断面形状を同時に与える曲げ加工法の開発

著者 (1件)： 内海能亜 (埼玉大 教育)
資料名： 天田財団助成研究成果報告書  (Report of Grant-Supported Researches the Amada Foundation)
巻： 28  ページ： 81-84  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： J0694A  ISSN： 2434-0723  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 押出形材は二次加工として曲げ加工が施され,自動車構造部材など幅広い産業に適用されている。押出形材の断面を任意に変形,曲率を得る加工法に関するこれまでの研究で,チャンネル材のプレス曲げ加工における断面変形の発生条件が明らかにされた。しかし,プレス曲げでは得られる断面形状の領域が少ないという問題があった。本研究では,専用の回転引き曲げ加工機の開発を行い,市販の単純な断面形状の押出形材から成形可能な断面形状を明らかにするために,成形シミュレーションと曲げ実験により研究を進めた。得られた知見を以下に示す。1)内・外倒れ変形を助長させるための軸力の負荷が可能な回転引き曲げ加工機を開発した。2)本曲げ加工法を適用したシミュレーションによって,それぞれの変形用の加工条件を検討した。3)軸力を付加すれば,曲げ角度0~180°の範囲で,外倒れ変形では90°を超え180°の範囲で安定な断面変形が得られることが分かった。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  溝形 ,  *曲げ加工 ,  工作機械 ,  *押出製品 ,  曲率 ,  加工条件 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  軸力
準シソーラス用語： *押出形材 ,  *回転引き曲げ ,  曲げ加工機械 ,  成形シミュレーション ,  断面変形

分類 (1件)： 特殊成形  (WC04040W)

引用文献 (6件)：

• K.X.Liu, Y.L.Liu, H.Yang : Int. J. Adv. Manuf Technol, 69 (2013), 627-636.
• K.Nakajima, N.Utsumi, M.Yoshida : Int. J. Precision Engineering and Manufacturing, 14-6 (2013), 965-970.
• S.Sakaki, N. Utsumi : Material Transaction, 47-5(2006), 1354-1359.
• N.Utsumi, M.Yoshida : Key Engineering Materials, 625(2015), 505-510.
• 伊藤光佑,内海能亜:平成26年塑加春講論,(2014),99-100.

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミニウム合金 ,  チャンネル材 ,  曲率 ,  断面形状 ,  曲げ加工法 ,  開発