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J-GLOBAL ID:201502219788457792   整理番号:15A0796631

アジアイネ系統種における出穂期の変動に関する遺伝的構造

Genetic architecture of variation in heading date among Asian rice accessions
著者 (40件):
資料名:
巻: 15  号: May  ページ: 15:115 (WEB ONLY)  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。出穂期はイネ(Oryza sativa L.)において地域や季節への順応を決定する重要な要因となり育種計画の重要な選択標的である。過去20年間においてイネの出穂期の分子制御に関する理解はかなり深まったにもかかわらず,過去に分離された遺伝子や特定された量的形質遺伝子座(QTL)では多種多様なイネ系統種に生じた出穂期の自然変化を詳細に説明することはできない。結果。本研究では,イネ出穂期について自然変化を遺伝的に調べるために,ジャポニカ米系統種コシヒカリ(共通する親系統として)と,アジアのいくつかの地域で生産される11種の異なるイネ系統種(5種類のインディカ米,3種類のアウス米,及び3種類のジャポニカ米)との多重交雑から得られた高度な戻し交雑集団におけるQTLを集めた。14000種のイネの戻し交雑種を用いたQTL分析によると255種のQTLがイネのゲノム全体に広く分布していることが明らかとなった。見出されたQTLにおいて,128種のQTLはHd1,Hd6,Hd3a,Ghd7,DTH8,およびRFT1などの過去の研究から同定した出穂期関連遺伝子が存在するゲノムの位置に該当した。ほかの127種のQTLは出穂期関連遺伝子よりもむしろ異なる染色体の領域で見出された。結論:見出されたQTLの相加作用は比較的に小さいことが,本研究の結果により裏付けることができた。またイネの出穂期の自然変化は強い影響を与えるQTLと弱い影響を与えるQTLの組み合わせから生じる可能性がある。本研究ではトウモロコシ,シロイヌナズナおよびイネにおける出穂期(開花期)の遺伝的構造の差異も見出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  遺伝子の構造と化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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