文献

J-GLOBAL ID：201502219840985254   整理番号：15A0284377

スパンニング木を用いたストリームに基づく処理フローからの並列性およびパイプライン構造の抽出に向けたアルゴリズムの開発

Development of an Algorithm for Extracting Parallelism and Pipeline Structure from Stream-based Processing flow with Spanning Tree

著者 (3件)： YAMAGIWA Shinichi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  WANG Guyue (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  WADA Koichi (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： International Journal of Networking and Computing  (International Journal of Networking and Computing)
巻： 5  号： 1  ページ： 159-179  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： L8295A  ISSN： 2185-2839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 計算プラットフォームにおいて計算能力を増強するためにメニーコアアクセラレータを用いることが流行している。特にGPUは高性能コンピューティングの主要なシリーズの一つであり,それは世界におけるトップのスーパコンピュータによっても採用されている。そのようなアクセラレータの上のプログラミング手法には,そのアクセラレータのカーネルプログラムの起動のスケジューリングのためにアクセラレータが実行する制御プログラムの開発が含まれている。そのカーネルプログラムは,ストリームコンピューティングパラダイムに基づいて記述される必要がある。カーネルプログラムのI/Oを結合することにより大規模アプリケーションを開発することができる。有向グラフとしてその処理フローを考慮した場合,アクセラレータに対してGUIに基づくプログラミングツールを実装することが可能になる。それは,パイプラインに基づく処理フローの可視化を行う。しかしながら,複雑な処理フローの開始点を見つけ出すことは極めて困難である。さらに,処理パイプラインには潜在的並列性が含まれているにも拘わらず,プログラマがそれを直感的な形で利用することは困難である。本論文では,並列性を自動的に採用し,実行順序の決定を行うスパンニング木を適用したアルゴリズムの提案を行った。このアルゴリズムの証明を行うために,本論文では,実際的アプリケーションを用いて評価を実施した。このアルゴリズムでは並列性を効果的に利用しており,最適なパイプライン処理フローを構築する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *数値計算 ,  *スーパコンピュータ ,  計算機システム ,  マイクロプロセッサ ,  マルチプロセッサシステム ,  *計算機プログラミング ,  GUI【計算機】 ,  有向グラフ ,  支援プログラム ,  並列処理 ,  *スパンニング木 ,  最適化 ,  パイプライン処理 ,  評価試験 ,  プラットフォーム【計算機】 ,  メニーコア・プロセッサ ,  改変
準シソーラス用語： ソフトウェアツール ,  *高性能コンピューティング ,  処理フロー

分類 (4件)： 数値計算  (JE02000J) ,  ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  計算機システム開発  (JD02010R) ,  グラフ理論基礎  (IA02020S)

引用文献 (41件)：

• [1] http://www.altera.com/products/software/opencl/opencl-index.html.
• [2] OpenHMPP, new hpc open standard for many-core, April 2013.
• [3] Bill Blume, Rudolf Eigenmann, Keith Faigin, John Grout, Jay Hoeflinger, David Padua, Paul Petersen, Bill Pottenger, Lawrence Rauchwerger, Peng Tu, and Stephen Weatherford. Polaris: The next generation in parallelizing compilers. In PROCEEDINGS OF THE WORKSHOP ON LANGUAGES AND COMPILERS FOR PARALLEL COMPUTING, pages 10-1. Springer-Verlag, Berlin/Heidelberg, 1994.
• [4] Robert D. Blumofe,Christopher F. Joerg, Bradley C. Kuszmaul,Charles E. Leiserson, Keith H. Randall, and Yuli Zhou. Cilk: An efficient multithreaded runtime system. SIGPLAN Not., 30(8):207-216, August 1995.
• [5] Chas. Boyd. Data-parallel computing. Queue, 6(2):30-39, March 2008.

タイトルに関連する用語 (6件)： スパンニング木 ,  ストリーム ,  フロー ,  パイプライン ,  アルゴリズム ,  開発