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J-GLOBAL ID:201502219890555537   整理番号:15A0962609

ヒト骨髄細胞の増殖および骨芽細胞分化に対する低結晶性炭酸アパタイトの効果

Effects of low crystalline carbonate apatite on proliferation and osteoblastic differentiation of human bone marrow cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 5431,1-8  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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炭酸アパタイト(CO3Ap)は,骨の無機成分である。著者らは,合成前駆体を用いる,溶解-沈殿法に基づくCO3Apブロックを製造するための新しい方法を提案する。 本研究の目的は,ヒト骨髄細胞(hBMC)の初期の細胞接着,細胞増殖,および骨芽細胞分化に対する低結晶性CO3Apの効果を,焼結ヒドロキシアパタイト(HAp),および組織培養プレートをコントロールとして用いて,調べることである。初期の細胞付着及び増殖をMTTアッセイにより評価した。骨芽細胞マーカーの発現は,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応によって調べた。XRDおよびFTIRの結果から,より低い結晶化度を有するB型炭酸アパタイトが形成されることが示された。HApとCO3Apディスク間での初期細胞付着には差異は認められませんでした。hBMCは,HApとCO3Apディスクに比べて組織培養プレート上により顕著に付着していた。HAp上での細胞数は7日目まではCO3Apよりも多く,その後,細胞の数は類似していた。hBMCはHApとCO3Apディスクに比べて組織培養プレート上でより顕著に増殖した。これとは対照的に,CO3Ap上でインキュベートしたhBMCは,HAp上のhBMCよりも,I型コラーゲン,アルカリホスファターゼ,オステオポンチンおよびオステオカルシンなどの骨芽細胞分化マーカーが非常に高く発現されていることを示した。組織培養プレート上では,それらは培養期間を通じて変化しなかった。これらの結果は,HApよりも低結晶性CO3Apの方がより高く骨誘導することを実証した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞・組織培養法  ,  細胞生理一般 

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