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J-GLOBAL ID:201502219948966770   整理番号:15A1399517

高効率色素増感太陽電池のためのTiO2ナノ粒子の分散能の改善

Improved dispersion ability of TiO2 nanoparticles for efficient dye-sensitized solar cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 357  号: PB  ページ: 1658-1665  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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TiO2ペーストにおけるTiO2ナノ粒子の貧弱な分散の結果としての大きな凝集体の存在は不規則な空孔サイズ,でこぼこな薄膜表面,低色素吸着密度からなる不均一ナノ構造化メソ多孔性TiO2薄膜に導く。この論文では分散能を改善するためのTiO2ナノ粒子表面の有機分子改質を報告した。2種の有機分子-エチレングリコールとアセチルアセトン-と市販のP25-TiO2ナノ粒子を溶媒熱的に反応させ,有機分子をTiO2ナノ粒子表面上に吸着させた。TEMナノ構造研究は有機分子層がTiO2ナノ粒子表面を覆い,コア-シェルナノ構造を形成していることを示した。ペースト中のTiO2ナノ粒子の分散性は有機分子改質によって改善された。更に,色素増感太陽電池(DSSC)の光起電力性能に及ぼすTiO2ナノ粒子表面改質の効果も研究した。単一TiO2ナノ粒子メソ多孔性層によるDSSCの性能は有機分子改質後の向上した光透過とより低い光吸着によって低下した。TiO2ナノ粒子層の上面への光反射散乱層を用いて光透過によるエネルギー損失を防止した。有機分子改質は光散乱層と共に散乱層を有する非改質TiO2薄膜と比べてアセチルアセトン改質とエチレングリコール改質でそれぞれ7%と5%の効率増加を示し,表面改質の有効性が確かめられた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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コロイド化学一般  ,  酸化物薄膜  ,  太陽電池 
タイトルに関連する用語 (3件):
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