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J-GLOBAL ID：201502219963304783   整理番号：15A1368356

岩手県におけるFSB工法の展開と技術改善に関する事例研究 震災後における地域の木造住宅生産に関する研究 その1

CASE STUDY ON DEVELOPMENTS AND TECHNOLOGICAL IMPROVEMENTS OF THE FSB CONSTRUCTION SYSTEM IN IWATE PREFECTURE: Study on local production system of wooden housing after disasters: Part 1

著者 (4件)： 角倉英明 (建築研) ,  藤原昭夫 (結設計) ,  渡邊史郎 (建築研) ,  熊谷亮平 (東京理大 工)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 718  ページ： 2823-2832  発行年： 2015年12月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災被災地域の復旧・復興に採用された技術として従前非採用技術の一つである,無垢の角材を連結した板状パネルを用いたFSB工法(通常の木造住宅に比べて数倍の木材を使用し二酸化炭素固定に貢献)を紹介した。被災地での新構法採用の要因解明のため,同工法の導入事例の経緯から構法の変化と改善内容を分析した。その結果,1)同工法は仮設住宅への公募採択から集会所,再建住宅等の生産体制構築に展開したこと,2)技術改善は構法上の課題の解消から生産合理化に移行したこと,3)被災後の岩手県での採用要因としての地域産木材利用の需要との合致,容易な施工など被災状況との合致,コーディネータ的役割の存在,等が分かった。

シソーラス用語： *軸組構造 ,  *木構造 ,  岩手県 ,  震災 ,  壁材 ,  パネル ,  *災害復旧 ,  独立住宅 ,  *技術革新 ,  木材 ,  仮設住宅
準シソーラス用語： *FSB工法 ,  応急仮設住宅 ,  地場産木材 ,  東日本大震災 ,  木質パネル

分類 (2件)： 住宅建築,農村建築,城  (RB05040V) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 岩手 ,  工法 ,  展開 ,  研究 ,  震災 ,  地域 ,  木造 ,  住宅