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J-GLOBAL ID:201502219980294677   整理番号:15A0295261

調理ハムにおける食品媒介病原菌の不活性化に関するロイテリン,ラクトペルオキシダーゼ,ラクトフェリン及び高静水圧

Reuterin, lactoperoxidase, lactoferrin and high hydrostatic pressure on the inactivation of food-borne pathogens in cooked ham
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  ページ: 122-128  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: W0246A  ISSN: 0956-7135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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厳密な冷蔵温度(4°C)及び温和な温度の変動条件(10°C)下で貯蔵したスライス調理ハムにおけるリステリア菌,腸炎菌,大腸菌O157の生存に及ぼすロイテリン,ラクトペルオキシダーゼ(LPS)及びラクトフェリン(LF)と併用した高静水圧(HHP)処理の抗微生物作用を研究した。処理の1日後に,450MPa/5分のHHP処理におけるリステリア菌数は0.8logユニット未満であったが,回収率は35日後にコントロールで認めたそれらと顕著に相違しなかった。腸炎菌及び大腸菌O157レベルは圧力処理(450MPa/5分)により約5log CFU/g低減し,これらの病源菌の菌数は4°C/35日の貯蔵時に顕著に増加しなかった。ロイテリン及びLPSの個別適用は研究した3病原菌の生存に影響し,貯蔵期間を通してリステリア菌の誘導期を延長し,腸炎菌及び大腸菌レベルを低減したが,LFを添加した時,この影響を認めなかった。ロイテリンまたはLPSをHHPと併用した時,リステリア菌に対する相乗的抗微生物作用を認めた。これらの併用処理により,4及び10°Cで35日間貯蔵した調理ハムにおいて検出限界未満(<1logユニット)の腸炎菌及び大腸菌O157のレベルを維持した。これらの結果から,LPSまたはロイテリンと450MPa/5分のHHPの併用処理は,調理ハムにおけるリステリア菌,腸炎菌,大腸菌O157に対するハードルテクノロジー法として有用であることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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肉製品  ,  食品添加剤 
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