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J-GLOBAL ID：201502220306576194   整理番号：15A1163624

車群の車両挙動・車両特性を考慮した環境負荷量評価手法の開発

The development of evaluation method of emissions by considering vehicle behavior and vehicle characteristics

著者 (2件)： 小林貴 (中央大学理工学研究科) ,  鹿島茂 (中央大学理工学部都市環境学科)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 1  号： 5  ページ： 29-38 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では、車両挙動・車両特性を考慮した交差点周辺の環境負荷量評価手法を開発した。手法は、従来車両特性の異なる個々の車両挙動の表現を必要としていた地点別排出量を、3つの仮定(車両挙動と車両特性を独立とする事、一様到着、加減速度・定速度一定)をおくことで、車両挙動・車両特性を考慮した地点別排出量を簡便に表現するものである。仮定の検証を行い、以下の知見を得た。第1に、車両挙動と車両特性を独立に算出することの影響は少ない(排出区間3%、排出量7%程度)。第2に、一様到着を仮定して算出すると、条件によって10~30%の差が生じる可能性がある。第3に、実測値・本手法で走行モード時間構成割合を比較し、本手法と実測値との誤差は2%以下で表現可能である。(著者抄録)

シソーラス用語： *信号交差点 ,  道路交通 ,  集団 ,  交通流 ,  自動車 ,  酸化窒素 ,  排出量 ,  加速度 ,  減速 ,  *自動車排出ガス
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  *車群 ,  自動車交通 ,  *車両挙動 ,  *車両特性 ,  *環境負荷量 ,  NOx排出量 ,  地点別排出量 ,  評価手法

分類 (2件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  気圏環境汚染  (SB03020M)

引用文献 (11件)：

• 1) 環境省 : 自動車 NOx・PM 法に基づく総量削減基本方針の変更, 2011
• 2) 公害研究対策センター : 窒素酸化物総量規制マニュアル
• 3) 白濱好文, 屋井鉄雄, 福田大輔, 神田学 : マイクロシュミレーションを活用した交通と大気環境の広域評価システム, 土木学会論文集 NO.772, IV-65 PP115-130, 2004
• 4) 小根山裕之, 桑原雅夫 : 排出量推計モデルに基づく信号交差点の排出量推計, 第 21 回交通工学研究発表会論文報告集, PP121-124, 2001
• 5) 鹿島茂, 横田久司, 国領和夫 : 自動車の走行モードを明示的に考慮した環境負荷量推計モデルの開発, 大気環境学会誌, 第 40 巻, 第 4 号, PP137-147, 2005

タイトルに関連する用語 (5件)： 車群 ,  車両挙動 ,  環境負荷量 ,  評価手法 ,  開発