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J-GLOBAL ID：201502220347251844   整理番号：15A0968916

コンビナトリアル法を利用した高強度・高導電性Cu-Ni-Al合金の探索

Characterization of Mechanical and Electrical Properties in Cu-Ni-Al Alloys Using Combinatorial Method

著者 (5件)： 宮本隆史 (東北大 大学院工学研究科) ,  長迫実 (東北大 金属材料研) ,  大森俊洋 (東北大 大学院工学研究科) ,  石田清仁 (東北大 大学院工学研究科) ,  貝沼亮介 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 54  ページ： 190-195  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般に,銅合金の強度と導電性はトレードオフの関係にあるが,Cu-Ni-Si合金などの析出硬化型合金は,時効析出に伴いマトリックスの溶質濃度を低下させると同時に析出強化させることでこの両特性を両立するように設計されている。本研究では,Cu-Ni-Al合金において,拡散トリプルを用いたコンビナトリアル法による硬度と導電率の評価を行い,高強度・高導電性Cu-Ni-Al合金の組成を探索した。さらに,有望な組成の合金を作製し,特性評価を行った。その結果,時効熱処理により硬度と導電率が高くなること,γ′相析出組成域において,両者を高める組成が存在することが判明した。

シソーラス用語： *銅合金 ,  ニッケル添加合金 ,  アルミニウム添加合金 ,  *合金設計 ,  *コンビナトリアルケミストリー ,  析出硬化 ,  拡散対 ,  時効処理 ,  微細構造 ,  結晶構造 ,  相組成 ,  時効硬化 ,  γプライム相 ,  *電気伝導率 ,  *機械的性質 ,  トレードオフ ,  L12型金属間化合物 ,  ケイ素添加合金 ,  押込硬さ ,  電子顕微鏡観察 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  引張強さ
準シソーラス用語： 合金開発 ,  コンビナトリアル法 ,  微細組織 ,  透過型電子顕微鏡法

分類 (3件)： 組織的硬化現象  (WB01020C) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  非鉄金属材料  (WE03000D)

引用文献 (9件)：

• W. O. Alexander : J. Inst. Met., 63 (1938), 163-189.
• R. Kainuma, X. J. Liu, I. Ohnuma, S. M. Hao, K. Ishida :Intermetallics, 13 (2005), 655-661.
• Y. R. Cho, Y. H. Kim, T. D. Lee : J. Mater. Sci., 26 (1991), 2879-2886.
• Z. Sierpinski, J. Gryziecki, Mater. Sci. Eng. A, 264 (1999), 279-285.
• X. D. Xiang, X. D. Sun, G. Briceno, Y. L. Lou, K. A. Wang, H. Y. Chang, W. G. Wallacefreedman, S. W. Chen, P. G. Schultz : Science, 268 (1995), 1738-1740.

タイトルに関連する用語 (7件)： コンビナトリアル法 ,  高強度 ,  高導電性 ,  Cu ,  Ni ,  Al合金 ,  探索