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J-GLOBAL ID:201502220481540770   整理番号:15A0290572

西部赤道太平洋におけるホットイベントの気候学

Climatology of hot events in the western equatorial Pacific
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 77-90  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,赤道太平洋西部におけるホットイベント(HEs)の気候を調査した。HEsは,よく組織化された海面高水温(SSTs)によって特徴付けられている。本研究では,最小面積サイズを2×106km2,6日より長い持続期間の時空間に依存する閾値を用いたHEsの同定法を提案する。これによって2003年から2011年までの最適内挿されたデータセットから71のHEsを同定した。これらHEsの平均持続時間と面積及び振幅はそれぞれ,18.14日,6.3×106km2,0.33°Cである。平均すると,HEsは発達過程が消失過程よりもゆっくりである。HEsの分布は赤道帯から亜熱帯太平洋(南緯20°から北緯30°)で,東向きの拡張は西経150°以内である。特に,HEsはニューギニアとソロモン諸島の北岸に沿った東経180°までにもっとも頻繁に生じる。HEの分布の季節変動が観察された:北半球の夏季間は北にシフトし,北半球の冬季間は南にシフトする。HEの生起分布は西部太平洋ウォームプールの気候学的SSTに対応する。低風速(~2.56m/s)で高いレベルの太陽放射(~225W/m2)の状況でHEsは生じる。しかしながら,HEの期間に高いレベルの太陽放射が西部赤道太平洋全域で生じた場合は,低風速域の分布が西部赤道太平洋におけるHEsの発生の主要な要因となる。風速と太陽放射の季節的なシフトがNEの分布のシフトに影響を与えていることが見出された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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海洋の構造・力学・循環  ,  気候学,気候変動 
引用文献 (30件):
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