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J-GLOBAL ID：201502220794023018   整理番号：15A1071923

ジフェニルジスルフィドのバナジル-TrBR₄触媒酸化重合

Vanadyl-TrBR₄-Catalyzed Oxidative Polymerization of Diphenyl Disulfide

著者 (7件)： AIDA Fuyuki ,  YAMAGUCHI Souske (Dep. of Applied Chemistry, Waseda Univ., Tokyo, 169-8555, JPN) ,  TAKATORI Yohei (Dep. of Applied Chemistry, Waseda Univ., Tokyo, 169-8555, JPN) ,  NAGAMATSU Kentaro (Dep. of Applied Chemistry, Waseda Univ., Tokyo, 169-8555, JPN) ,  KIYOKAWA Daichi (Dep. of Applied Chemistry, Waseda Univ., Tokyo, 169-8555, JPN) ,  OYAIZU Kenichi (Dep. of Applied Chemistry, Waseda Univ., Tokyo, 169-8555, JPN) ,  NISHIDE Hiroyuki (Dep. of Applied Chemistry, Waseda Univ., Tokyo, 169-8555, JPN)
資料名： Macromolecular Chemistry and Physics  (Macromolecular Chemistry and Physics)
巻： 216  号： 18  ページ： 1850-1855  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： D0010A  ISSN： 1022-1352  CODEN： MCHPES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジフェニルジスルフィドの酸素酸化重合のための新しい触媒系の確立について報告した。バナジル化合物(例えばVO(acac)₂)とトリフェニルメチリウム テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボラート(TrB(C₆F₅)₄)の組合せは100°Cにおいて重合を促進しポリ(1,4-フェニレンスルフィド)(PPS)を生成した。また,トリフェニルメチリウム テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボラート(TrB(C₆F₅)₄)をバナジル テトラフェニルポルフィリン(VO(TPP))またはN,N′-(エチレンビス(サリチリデンアミナート))オキソバナジウム(VO(salen))と共に用いると,160°C近傍の条件下の重合によりPPSが生成した。バナジル錯体とボラートの組合せはジスルフィド重合のプロトン酸を含まない最初の触媒系を与え,モノマから脱離したプロトンとO₂からPPSとH₂Oを生成する全体反応を示唆した。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化重合 ,  *重合触媒 ,  *ポリフェニレンスルフィド ,  *バナジル錯体 ,  ポルフィリン錯体 ,  Schiff塩基錯体 ,  脂肪族ケトン ,  ジケトン ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  架橋化合物 ,  カルボニウムイオン

分類 (2件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U)

物質索引 (6件)： acac ,  N,N′-エチレンビス(サリチリデンアミン) ,  ジフェニルジスルフィド ,  テトラフェニルポルフィリン ,  トリフェニルメチリウム ,  テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ほう素アニオン

タイトルに関連する用語 (3件)： ジフェニルジスルフィド ,  触媒酸化 ,  重合