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J-GLOBAL ID:201502220868318856   整理番号:15A1194102

クエッタシンタクシスにおける複雑な断層:パキスタン,バルチスタンにおける2008年10月28日の地震系列のALOS/PALSAR InSARデータに基づく震源断層モデリング

Complex faulting in the Quetta Syntaxis: fault source modeling of the October 28, 2008 earthquake sequence in Baluchistan, Pakistan, based on ALOS/PALSAR InSAR data
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巻: 67  号: Sept  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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パキスタン,西部バルチスタンのクエッタシンタクシスは,西部山岳帯の造山作用屈曲の結果であり,異なる断層に対する接合として機能する。この領域はまた,インドとユーラシアプレートの境界を記す左横ずれチャマン断層の近くにあるので,この体制の結果としての地震挙動は非常に複雑である。スレイマン山地とキルタール山地の褶曲及び衝上帯に近いクエッタシンタクシスの領域では2008年10月28日にマグニチュード6.4(Mw)地震が発生し,その次の日に双子地震が続いた。その際,モーメントマグニチュード4以上の主要地震に関連して震度6を超える揺れが発生した(1個の前震と5個の余震)。地震,GPS及び環境衛星(ENVISAT)/高度合成開口レーダ(ASAR)データに基づいて多数の研究者がこの系列の震源の説明を試みた。ここで筆者らは,震央領域周辺の地殻変形信号の更なる完全検出を可能にする上り下り両軌道からの高度陸域観測衛星(ALOS)/フェイズドアレイ型Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)InSARデータセットを使用した。結果は,この地震動系列が逆断層滑りを含む二つの右横ずれ断層と二つの左横ずれ断層によって説明できることを示した。右横ずれ断層は,湾曲した形状を有している。さらに,従来の研究が異なる震源断層による余震地殻変動を説明したのに対し,筆者らは共役断層の同じ左横ずれセグメントが余震に関わっていたことを発見した。そこで,中規模地震からの複雑な地表変形信号を確認した。プレート内地殻屈曲や短縮は,多くの場合,なんらかの単一断層による優先配向を示さず,共役断層として収束しているように見えた。また,地殻変動パターンに従った2個の有り得る地滑り領域を検出した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
測地学  ,  地震の物理的性質 

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