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J-GLOBAL ID：201502220970590412   整理番号：15A0811688

がん治療におけるペクチン:レビュー

Pectin in cancer therapy: A review

著者 (3件)： ZHANG Wenbo (School of Life Sciences and Technol., Xinxiang Medical Univ., Xinxiang 453003, Henan, CHN) ,  XU Ping (School of Pharmacy, Xinxiang Medical Univ., Xinxiang 453003, Henan, CHN) ,  ZHANG Han (School of Life Sciences and Technol., Xinxiang Medical Univ., Xinxiang 453003, Henan, CHN)
資料名： Trends in Food Science & Technology  (Trends in Food Science & Technology)
巻： 44  号： 2  ページ： 258-271  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： W0057A  ISSN： 0924-2244  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペクチン,複雑な分類の植物多糖類,はガラクツロナン骨格およびニュートラル糖側鎖から構成される。天然ペクチンは,食物繊維(DF)として結腸がんを予防することが報告されている。そのバイオアベイラビリティおよび生物活性を強化するために,ペクチンを,低分子質量を有する生物利用可能な修飾ペクチンフラグメント(MPs)へ改質した。また,腫瘍成長を阻害して,アポトーシスを誘導して,腫瘍転移を抑制して,免疫応答を調節することが,報告されている低度のエステル化(DE)をMPsは持っていた。MPsの抗腫瘍活性は,主にガレクチン-3(Gal-3)によって,配位子認識での処置から生じる。加えて,その大量の修正可能な機能的群および特別な物理化学的性質により,ペクチンは抗癌ドラッグデリバリーシステムのための好適な輸送体である。ここでは,構造的特徴,バイオ吸収および抗腫瘍機構,およびMPsの構造活性相関をまとめる。また,機能性食品または薬へのペクチンの発展のための展望および課題を提供する。食餌ペクチンの利用および抗癌機構の概観について記述する。修飾ペクチンの構造活性相関を検討する。修飾ペクチンの抗癌機構を分析する。薬輸送体としての抗癌薬におけるペクチンの利用について述べる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 治療法 ,  *ペクチン ,  多糖類 ,  単糖類 ,  炭水化物 ,  *食物繊維 ,  結腸腫瘍 ,  *バイオアベイラビリティ ,  生物活性 ,  低分子量 ,  フラグメント ,  腫瘍過程 ,  阻害 ,  アポトーシス ,  *抗腫瘍作用 ,  免疫抑制 ,  エステル化 ,  レクチン ,  化学的性質 ,  抗腫瘍薬 ,  ドラッグデリバリーシステム ,  構造活性相関 ,  ガレクチン3 ,  腫瘍転移抑制作用 ,  中性糖 ,  物理化学的性質 ,  免疫応答 ,  植物多糖体 ,  反応 ,  抑制
準シソーラス用語： 免疫反応 ,  ガラクツロナン ,  ドラッグデリバリー ,  癌治療 ,  結腸癌 ,  結腸腫瘍予防 ,  抗癌剤 ,  抗腫瘍活性 ,  腫瘍成長 ,  植物多糖類 ,  免疫反応抑制

分類 (1件)： 澱粉以外の多糖類  (FJ05040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： がん治療 ,  ペクチン ,  レビュー