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J-GLOBAL ID:201502221377440877   整理番号:15A1310756

STEPSモデルから導かれた降雨ナウキャストとJMA降水ナウキャストの比較

Comparison of rainfall nowcasting derived from the STEPS model and JMA precipitation nowcasts
著者 (7件):
資料名:
巻:号:ページ: 54-60 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0049A  ISSN: 1882-3416  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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鉄砲水の被害を最小限に抑え,管理するためのシステムにおいて,降水の量的推定と降水のナウキャストは重要な構成要素である。本研究では,現在使用できる最も高度な量的降水予報(QPF)システムの一つである短期アンサンブル予報システム(STEPS)を用いた。関東地方の様々な期間をカバーした気象庁(JMA)レーダ降雨データ(1-km 解像度)を降雨のアンサンブルナウキャストを生成するためにSTEPSで使用した。1時間の30メンバーアンサンブル降雨ナウキャストを5分の時間ステップの5つの別々の降雨イベントに関して生成した。アンサンブルのナウキャストはレーダ降雨データを用いて検証した。結果から,STEPSの予報は1時間未満の予報期間に関しては,観測データとよく一致することが示された。STEPモデルによる出力の成績についてより詳細にチェックするために,JMAの降水ナウキャストデータと比較し,両方のナウキャストデータセットは別々に雨量計データとも比較した。スキルスコアから,STEPSは特に高い強度での降雨イベントで,より正確なナウキャストを生成していることが示唆された。STEPSナウキャスト結果のすべてのメンバーの結合から,短期間降雨予測の信頼性が向上することが明らかとなった。そして,この様なアンサンブルナウキャストの出力は,将来水力学モデルにおいて,確率論的な予報生成のために使われるかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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天気予報 
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