抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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西岸境界流続流ジェットの定常状態の形成機構を解明するには,中規模渦とジェットの相互作用を考えなければならない。過去の準地衡流渦度方程式に基づく解析では,渦による渦度フラックスだけでジェットの力学が説明されていたが,渦度方程式は渦運動エネルギーと非地衡流の振る舞いを十分に記述できないため,本研究では黒潮続流ジェットを対象に運動方程式に基づく解析を行った。その結果,続流の定常ジェットの東向き流速の東西変化が,主に平均非地衡流と東西レイノルズ応力で説明されることが明らかになり,さらに,この平均非地衡流の一部が渦運動エネルギーで駆動されることが示唆された。(著者抄録)