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J-GLOBAL ID:201502221413646680   整理番号:15A0751035

金属材料の腐食と防食対策(その1)-腐食科学の基礎-

著者 (1件):
資料名:
号: 179  ページ: 21-26  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: L0910A  ISSN: 0388-3868  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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金属材料の腐食において考慮すべき電気化学を初めとする腐食科学の基礎について解説した。1)さびの生成に水が必要なのは,安定な水和イオンを形成させることによって金属原子を金属外部に取り出すためである。2)さびの生成における酸素の必要性は金属の溶解反応を滞りなく進行させるために電子を消費させることにある。3)化学反応と電子の移動が同時に生じる反応を電気化学反応という。金属の電気化学エネルギーは電位が高いほど高くなるので,電位は環境の酸化力の指標といえる。4)水酸化物や酸化物の安定性は酸性度(pH)によるのでpHは電位のほかのもう1つの代表的な環境の指標といえる。金属材料の耐食性を判断する手段として電位とpHを両軸に取った状態図(電位ーpH図)について示した。5)鉄の電位ーpH図を示した。鉄は他の多くの金属とは異なりすべてのpH範囲にわたって腐食域を持つ。6)腐食が起こり均一に溶解した場合の速度の推定法を解説した。7)電気化学反応における反応密度は電流密度であり,これと電位との関係を示した図(分極曲線)を示した。8)種々の金属における電流密度と腐食速度との関係を表で示した。
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分類 (1件):
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腐食基礎理論,腐食試験 
引用文献 (1件):
  • 腐食防食協会編:腐食防食ハンドブック、丸善,p.8 (2000).

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