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J-GLOBAL ID:201502221474541963   整理番号:15A1017526

単為生殖的に活性化したブタ卵母細胞細胞質へのCRISPR/Cas9関連mRNAの直接注入は挿入欠失変異に関する頻繁なモザイク性を引き起こす

Direct Injection of CRISPR/Cas9-Related mRNA into Cytoplasm of Parthenogenetically Activated Porcine Oocytes Causes Frequent Mosaicism for Indel Mutations
著者 (9件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 17838-17856 (WEB ONLY)  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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幾つかの報告は,CRISPR/Cas9関連構成要素mRNAのワンステップ接合子顕微注入によるブタのゲノム編集の成功を立証した。比較的長い妊娠期間と収容にかかる高いコストを鑑みると,前述のシステムの急速な最適化のために単一の胚盤胞に基づくアッセイの確立が必要である。実証実験として,筆者らは単為発生的に活性化したブタ卵母細胞を用いてα-Galエピトープを合成するα-1,3-ガラクトシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子(GGTA1)の破壊を試みた。α-Galエピトープの発現の欠如は,α-Galエピトープに特異的に結合する蛍光標識イソレクチンBS-I-B4(IB4)を用いた染色により監視できる。卵母細胞に高感度緑色蛍光タンパク質(EGFP)とヒトCas9 mRNAと共にGGTA1に特異的なガイドRNAを注入したとき,ほぼ全て(96%,23/24)がモザイクなパターンであったものの,発生中の胚盤胞の65%(24/37)が緑色蛍光を示した。IB4による染色は,緑色蛍光領域がIB4に対する結合活性の減少をしばしば示すことを明らかにした。試験した16標本のうち6つ(5つの蛍光,および1つの非蛍光胚盤胞)は挿入欠失変異を持ち,このことはEGFPの発現と変異誘導の間の相関を示唆する。更に,mRNAの接合子顕微注入は,様々な変異型を宿す細胞による子豚の産生につながるかもしれないことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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遺伝子操作 

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