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J-GLOBAL ID：201502221891908585   整理番号：15A0358488

複数自治体連携による公共交通活性化プロセスと実務者の取組意識に関する実証的研究

A PRACTICAL STUDY ON THE MINDSET OF STAFF WHO WORKED ON PUBLIC TRANSPORTATION REVITALIZATION PROCESSES CONDUCTED BY SEVERAL LOCAL GOVERNMENTS

著者 (4件)： 塩士圭介 ((株)日本海コンサルタント 社会事業本部計画研究室) ,  吉原俊一 (一般社団法人システム科学研究所) ,  宮川愛由 (京都大学大学院 工学研究科) ,  高山純一 (金沢大学 理工研究域環境デザイン学系)
資料名： 土木学会論文集 F5(土木技術者実践)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F5 (Professional Practices in Civil Engineering) (Web))
巻： 71  号： 1  ページ： 1-12 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0255A  ISSN： 2185-6613  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 交通政策の実践に当たっては,多様な関係者による合意形成に加え,施策に携わる担当者の意識変革が重要である.本研究では,滋賀県湖東圏域における公共交通活性化の取組を対象に,路線バスの改善や予約型乗合タクシーの導入,公共交通利用促進などの政策が実現されていく過程を記述するとともに,自治体担当者へのアンケートを通して,施策が順調に進展した要因と,今後の施策展開に向けた課題を明らかにした.その結果,複数の自治体が共通の課題解決に向け,問題解決の「気付き」,協働による「計画」,「積極行動」による政策実現過程が明らかになった.また,学識者やコンサルタントの初期段階からの積極的な実務支援により,担当者自身の公共交通に対する意識も変わってきたことが,さらなる取組推進の原動力となっていることも明らかとなった.(著者抄録)

シソーラス用語： *公共輸送 ,  *地方自治体 ,  *協力 ,  交通政策 ,  公共輸送機関 ,  活性化 ,  公務員 ,  意思決定 ,  問題解決 ,  利用者 ,  アンケート ,  自己評価 ,  規範モデル ,  滋賀県
準シソーラス用語： 意識改革 ,  湖東圏域 ,  *広域連携

分類 (2件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (12件)：

• 1) 加藤博和,福本雅之:日本における地域公共交通活性化・再生の取り組み状況に関する中間的整理,土木計画学研究・講演集,Vol. 41, No. 413 (CD-ROM), 2010.
• 2) 塩士圭介,高山純一,中山晶一朗:全国の市町村合併形態と生活バス交通確保施策の進捗状況に関する比較研究,土木学会論文集D3, Vol. 67, No. 5, pp. I_899-I_910, 2011.
• 3) 国土交通省中部運輸局:複数市町村の連携による広域的な地域公共交通の活性化に関する検討調査報告書,2010.
• 4) 国土交通省関東運輸局:地域公共交通の活性化・再生の進め方に関する調査報告書,2010.
• 5) 村尾俊道,土井勉,中川大,正司健一,本田豊,東徹,大藤武彦:総合的な交通政策を実現するための実務者育成の実践,土木技術者実践論文集,Vol. 1, pp. 83-92, 2010.

タイトルに関連する用語 (6件)： 自治体 ,  連携 ,  公共交通 ,  活性化プロセス ,  意識 ,  実証的研究