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J-GLOBAL ID：201502222222508390   整理番号：15A0587610

地下鉄箱型トンネルの塩害範囲に関する研究

STUDY ON POTENTIAL AREA OF CHLORIDE INDUCE DETERIORATION FOR SUBWAY CUT AND COVER TUNNEL

著者 (5件)： 武藤義彦 (東京地下鉄(株) 鉄道本部 工務部) ,  小西真治 (東京地下鉄(株) 鉄道本部 工務部) ,  諸橋由治 (東京地下鉄(株) 鉄道本部 工務部) ,  仲山貴司 ((公財)鉄道総合技術研究所) ,  牛田貴士 ((公財)鉄道総合技術研究所)
資料名： 土木学会論文集 F1(トンネル工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F1 (Tunnel Engineering) (Web))
巻： 70  号： 3  ページ： I.75-I.82 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0289A  ISSN： 2185-6575  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下鉄トンネルの経年劣化の主な原因の一つである塩害について,東京地下鉄では躯体調査と対策工の検討を進めてきた.最近のこの調査結果から,塩害は塩化物を含む漏水箇所の近傍で局所的に生じる場合が多いことがわかっている.そこで,本研究では,塩化物の供給源となりうる河川等と塩分濃度の高い漏水箇所の位置関係を調査することにより,塩害が生じる可能性がある範囲を調べた.この結果,感潮河川の直下および河川端からおおよそ50mの範囲が要注意範囲であることがわかった.また,この結果が地下水中における塩化物の移流拡散の観点から妥当であるかどうか,地下密度流解析で検証した.(著者抄録)

シソーラス用語： *地下鉄道 ,  *鉄道トンネル ,  *塩害 ,  塩化物 ,  水漏れ ,  塩分 ,  感潮河川 ,  拡散 ,  移流 ,  密度流 ,  地下水 ,  箱形断面 ,  老朽化 ,  オープンカット ,  劣化 ,  濃度 ,  イオン ,  塩水侵入 ,  解析モデル ,  数値解析 ,  シミュレーション ,  鉄筋コンクリート ,  東京都
準シソーラス用語： 移流拡散 ,  移流拡散解析 ,  塩化物イオン濃度 ,  塩害劣化 ,  *開削トンネル ,  浸透流解析 ,  数値シミュレーション ,  *地下鉄トンネル ,  地下密度流 ,  東京メトロ

分類 (3件)： 自然災害  (RA02030M) ,  トンネルの保守と付帯設備,その他  (RC05060U) ,  地下水流  (RC10060Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 地下鉄 ,  塩害 ,  研究