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J-GLOBAL ID：201502224161745094   整理番号：15A0399830

八戸港に水揚げされるサバの粗脂肪,EPAおよびDHAの季節変化の把握と粗脂肪簡易測定法の検討

著者 (4件)： 竹内萌 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  秋田佳林 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  寺戸奈保子 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  松原久 (青森県産業技術セ 食品総合研)
資料名： 青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告  (Report of Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center. Food Research Institute)
号： 5/6  ページ： 77-90  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： Z0346C  ISSN： 2185-1913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成16年以降サバ類は年間4万トン前後が八戸港に水揚げされ,平成25年では39,787トン水揚げされ,そのほとんどが加工向けとなった。サバ類の粗脂肪に関するデータは水産加工業者が加工品の製造を行う上で重要な要素となっており,以前から当研究所に対する分析依頼件数は多く,その都度個々の業者に対応してきた。平成18年からはサバの水揚げ日に粗脂肪を測定し,結果をその日のうちにメールで配信する取り組みを行ってきた。しかし,従来の測定法であるエーテル抽出法はサンプルを破壊するため,分析に使用したサンプルは商品にできないうえ,結果がでるまでに時間を要する。簡易な測定方法として近赤外線を用いた装置が注目されている。近赤外線を用いることで,非破壊で迅速に測定すること,現場で直ちに値を得ることが可能となる。本報では魚市場の現場で簡易測定することを目的とした,近赤外線分光装置による非破壊測定方法の確立に向けた試験を行ったので,その結果を報告する。また,平成25年の粗脂肪,EPA,DHAの季節変化について調査した結果を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *サバ科 ,  季節的変動 ,  脂肪 ,  *食品成分 ,  *食品分析 ,  近赤外分光分析 ,  非破壊測定 ,  マサバ ,  ポリエン ,  ω-3脂肪酸 ,  不飽和脂肪酸
準シソーラス用語： ゴマサバ ,  粗脂肪

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品の化学・栄養価  (FJ01020J)

物質索引 (2件)： DHA ,  EPA

引用文献 (7件)：

• 八戸市.八戸市水産統計. http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/14,201,113,html.
• 竹内萌,木村郷,松原久.八戸港に水揚げされるサバの粗脂肪、DHAおよびEPAの季節変化の把握と粗脂肪簡易測定法の検討.青森食品総報.2014;5,7-22.
• 鈴木亮,木村郷,松原久.入戸港に水揚げされるマサバとゴマサバの粗脂肪等について.青森食品総報.2013;4,1-12.
• 文部科学省 科学技術・学術審議会.日本食品標準成分表2010. 文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会,東京,2010.
• 文部科学省科学技術・学術審議会.日本食品標準成分表脂肪酸成分表編.文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会,東京,2005.

タイトルに関連する用語 (9件)： 八戸 ,  水揚げ ,  サバ ,  粗脂肪 ,  EPA ,  DHA ,  季節変化 ,  把握 ,  簡易測定法