文献

J-GLOBAL ID：201502282406857888   整理番号：15A0399821

八戸港に水揚げされるサバの粗脂肪,DHAおよびEPAの季節的変化の把握と粗脂肪簡易測定法の検討

著者 (4件)： 竹内萌 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  木村郷 (青森県産業技術セ 食品総合研) ,  木村郷 (青森県 下北地域県民局) ,  松原久 (青森県産業技術セ 食品総合研)
資料名： 青森県産業技術センター食品総合研究所研究報告  (Report of Aomori Prefectural Industrial Technology Research Center. Food Research Institute)
号： 5/6  ページ： 7-22  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： Z0346C  ISSN： 2185-1913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成16年以降サバ類は年間4万トン前後が八戸港に水揚げされており,好調に推移している。平成24年は前年より減少したものの40,358トンが水揚げされ,そのほとんどが加工向けとなった。サバ類の粗脂肪に関するデータは水産加工業者が加工品の製造を行う上で重要な要素となっており,以前から当研究所に対する分析依頼件数は多く,その都度個々の業者に対応してきた。平成18年からはサバの水揚げ日に粗脂肪を測定し,結果をその日のうちにメールで配信する取組みを行ってきた。しかし,従来の測定法であるエーテル抽出法はサンプルを破壊するうえ,結果が出るまでに時間を要する。そこで,本報では市場等の現場で簡易測定することを目的とした,近赤外線分光装置による非破壊測定方法の確立に向けた試験を行ったので,その結果を報告する。また,平成24年度の粗脂肪,EPA,DHAの季節変化について調査した結果を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 青森県 ,  港湾 ,  *サバ科 ,  *脂肪 ,  食品分析 ,  *食品成分 ,  季節的変動 ,  迅速分析 ,  近赤外分光分析 ,  ω-3脂肪酸 ,  ポリエン ,  不飽和脂肪酸
準シソーラス用語： 八戸港 ,  *粗脂肪 ,  簡易測定

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  動物性水産食品  (FJ13020C)

物質索引 (2件)： DHA ,  EPA

引用文献 (5件)：

• 角勇悦,白板孝朗,松原久.八戸港に水揚げされるマサバとゴマサバの粗脂肪等について.青森食品総報.2012;3,1-5.
• 鈴木亮,木村郷,松原久.八戸港に水揚げされるマサバとゴマサバの粗脂肪等について.青森食品総報.2013;4,1-12.
• 文部科学省 科学技術・学術審議会.日本食品標準成分表2010.文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会,東京,2010.
• 文部科学省 科学技術・学術審議会.日本食品標準成分表脂肪酸成分表編.文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会,東京,2005.
• 岩元睦夫,河野澄夫,魚住純.近赤外分光法入門.幸書房,東京,1994;pp.56.

タイトルに関連する用語 (9件)： 八戸 ,  水揚げ ,  サバ ,  粗脂肪 ,  DHA ,  EPA ,  季節的変化 ,  把握 ,  簡易測定法