文献

J-GLOBAL ID：201502225088213476   整理番号：15A0603133

ウェアラブルな手首力覚提示デバイスの開発

Development of Wearable Wrist Haptic Device

著者 (4件)： 田上想馬 (東京工大 精密工研) ,  馬しゅ涵 (東京工大 精密工研) ,  佐藤誠 (東京工大 精密工研) ,  赤羽克仁 (東京工大 精密工研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 485(IMQ2014 26-70)  ページ： 93-98  発行年： 2015年02月24日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,HMDの発達により,VR世界の映像を目の前に映し出すことであたかも自分がVR世界の中にいるかのような感覚をもたらすことが可能になった。そのため,HMDを利用してジェットコースターを体験したり,仮想の家の中を自由に探索するといった仮想体験をリアルに再現することができる。HMDの映像に加え,力覚提示装置を併用することで,視覚と力覚の二つの感覚を利用してより高度にVR世界に没入することができる。ユーザが自然にVR世界の物体に干渉するためには,力覚提示装置がユーザの動作を制限しないウェアラブルな装置であることが望ましい。本研究では,HMDの併用を前提とした,ユーザの両手に力覚を与えることで「仮想物体を両手で掴む動作」を実現するウェアラブル手首力覚提示装置“SPIDAR-W”の開発を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *入出力装置 ,  手首【生体】 ,  表示装置 ,  *バーチャルリアリティ ,  *力覚 ,  ヒューマンインタフェイス ,  触覚センサ ,  ウェアラブルデバイス ,  ヘッドマウントディスプレイ ,  *触覚デバイス ,  *フォースディスプレイ ,  センサ
準シソーラス用語： HMD【表示装置】 ,  *ハプティックデバイス ,  *力覚提示装置

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  入出力装置  (JC04050U)

引用文献 (7件)：

• 岩田洋夫,中川博憲:着用型力覚帰還ジョイスティック,映像情報メディア学会技術報告22(28),15-18,1998-06-01
• 中山功一,LIU Juan,安藤広志:歯付ベルトにより小型軽量化した携帯型力覚デバイス,情報処理学会シンポジウム論文集 2011pp.645-646
• M. Hirose, K. Hirota, T. Ogi, H. Yano, N. Kakei, M. Saito, and M.Nakashige, “HapticGEAR: the Development of a Wearable Force Display System for Immersive Projection Displays. Proc. IEEE VR, 2001.
• 佐藤誠,平田幸弘,河原由弘:空間インタフェース装置SPIDARの提案,電子情報通信学会論文誌 Vol.J74-D-2,No.7,pp.887-894,1991
• 田島寛之:提示力等方性を考慮したデスクトップ環境向けの6自由度力覚提示装置SPIDAR-1の開発,修士論文,東京工業大学院(2014).

タイトルに関連する用語 (4件)： ウェアラブル ,  手首 ,  力覚提示 ,  開発