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J-GLOBAL ID：201502225428799217   整理番号：15A0635110

複数人による知識創造活動を行う会議に及ぼす室内音環境の影響

INFLUENCE OF SOUND ENVIRONMENT IN MEETING ROOMS ON KNOWLEDGE CREATIVE ACTIVITY IN A GROUP

著者 (4件)： 辻村壮平 (鉄道総合技術研) ,  秋田剛 (東京電機大 未来科学) ,  小島隆矢 (早稲田大 人間科学学術院) ,  佐野奈緒子 (東京電機大 未来科学)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 711  ページ： 397-405  発行年： 2015年05月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 複数人で知識創造活動を行う状況における室内音環境と知的生産性の関係に着目し,環境音レベルと「会議のしやすさ」の関係を調べることを目的に,主観評価実験を実施した。また,「会議のしやすさ」と言う心理的印象と関連がある心理的要因を明らかにするために,主観評価実験によって得られる心理的データを用いて重回帰分析による因果モデルを検討した。本研究では,対面会議により意思決定プロセスを行う会議及び知的創造プロセスを要する会議の2種類の会議内容につき,会議のしやすさの印象と音環境の関係を検討した。これらの主観評価実験では,音環境に対する主観評価と騒音レベルの関係,「会議のしやすさ」の印象と音環境の関係,会議内容による行動観察データの差異などを検討した。また,「会議のしやすさ」の印象と関連がある心理的要因を考察し,会議ごとの「会話のしやすさ」の評価構造モデルの検討を行った。これらの結果として,「会議のしやすさ」に寄与する「会話のしやすさ」の影響が最も強く,会議内容に関わらず「会話をしやすくする」ことが重要であることなどの知見を得た。

シソーラス用語： 知識 ,  創造性 ,  *会議 ,  建築音響 ,  *音環境 ,  *騒音レベル ,  *発話 ,  評価試験 ,  周波数特性 ,  分散分析 ,  主観評価 ,  心理効果 ,  多重回帰分析 ,  事務室 ,  静穏度 ,  モデル
準シソーラス用語： ANOVA ,  因果モデル

分類 (1件)： 建築音響  (BB03080J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 複数人 ,  知識 ,  創造活動 ,  会議 ,  室内 ,  音環境