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J-GLOBAL ID:201502228149943846   整理番号:15A0568845

立山火山,地獄谷直下の熱水系のイメージング:反復水蒸気爆発の構造的制約についてのAMT法探査からの示唆

Imaging the hydrothermal system beneath the Jigokudani valley, Tateyama volcano, Japan: implications for structures controlling repeated phreatic eruptions from an audio-frequency magnetotelluric survey
著者 (9件):
資料名:
巻: 67  号: Jan  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,電気抵抗分布と地熱活動との関係を研究しまた,立山火山の水蒸気爆発歴および地下水活動の最近の活発化についての地質的制約を明らかにするため,立山火山地獄谷を横切るAMT探査の結果に焦点を合わせる。MTデータは2006年9月に地獄谷横切る8地点で収集された。殆どの点で高品質データが得られ,TMモードデータから地下の2D比抵抗構造を識別した。本研究中に得られたデータから,地獄谷直下500mの抵抗層の下に大規模な導体領域が存在することが分かった。抵抗層は浅部の導体に向け,やや垂直に伸びる比較的に導体である領域によって切断されている。浅部の導体領域は,消滅した火口湖の熱水を含む湖成堆積層と考えられる最上部と火山ガス及び熱水の混合物を含む下部に分けられる。粘土帯の低透水性は,最上部の粘土質堆積物がより深部の導体質領域におけるガスの蓄積を可能にすることを意味し,これはキャップ構造の存在を示唆する。深部の抵抗層は地獄谷の至るところに露出している花崗岩に類似したユニットで構成されているらしい。地獄谷で最も活発な噴気はこの通路の軌道に沿っていることから,これらの花崗岩を隔てる比較的に導体的な帯域は高温の火山ガスの導管であるとする説を提案する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球熱学,火山物理学  ,  電気探査・検層 
引用文献 (29件):

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