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J-GLOBAL ID:201502228499073860   整理番号:15A0509511

黄色ブドウ球菌のCas9を用いたin vivoでのゲノム編集

In vivo genome editing using Staphylococcus aureus Cas9
著者 (19件):
資料名:
巻: 520  号: 7546  ページ: 186-191  発行年: 2015年04月09日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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RNA誘導型のエンドヌクレアーゼCas9は,汎用的なゲノム編集基盤となることが明らかになっている。しかし,一般的に用いられる化膿性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes)のCas9(SpCas9)はサイズが大きいため,汎用性の高いアデノ随伴ウイルス(AAV)送達担体を用いた基礎研究や治療応用には使えないことが多い。今回我々は,SpCas9より小さいCas9オルソログ6種類の特性解析を行い,黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のCas9(SaCas9)が,SpCas9よりも1キロベース以上短いにもかかわらず,同程度の効率でゲノムを編集できることを示す。SaCas9とその単一ガイドRNAを含む発現カセットを単一のAAVベクターに組み込み,マウス肝臓のコレステロール調節遺伝子Pcsk9を標的とした。ベクター注入から1週間以内に,40%を超える遺伝子改変が観察され,それと同時に血清中のPcsk9値や総コレステロール値の大幅な低下が起こった。さらにBLESSを用いて,SaCas9およびSpCas9のゲノム全域での標的特異性を評価し,SaCas9を使ったin vivoでのゲノム編集が効率的かつ特異的となる可能性を示した。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (2件):
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遺伝子操作  ,  微生物の生化学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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