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J-GLOBAL ID:201502229007555594   整理番号:15A0707695

3種類の天然黄色染料による絹への同時染色および機能性付与

Simultaneous dyeing and functionalization of silk with three natural yellow dyes
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  ページ: 224-232  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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3種類の天然黄色染料,すなわち,Rheum emodi,クチナシ黄色素およびクルクミンは,絹の同時染色および機能性付与のために適用された。その染色性および機能性だけでなく,色相,染色堅ろう度および染色の機能性へのポスト媒染の影響を比較し,化学的構造と染料の適用特性との間の相関を明らかにした。3種類の染料は,染色および媒染特性および機能性に大きな変異が認められた。クルクミンは,最大の着色力を示し,クチナシ黄色素の吸着は,染浴のpHに最も敏感であった。クチナシ黄色素およびクルクミンは,アントラキノン構造を持つR.emodiよりもはるかに高い増強能力を有していた。クチナシ黄色素は,最も高い染色堅ろう度を有していることが明らかになったが,クルクミンおよびR.emodiは,染色に対して貧弱な湿潤摩擦堅ろう度および洗濯堅ろう度を示した。クルクミンは,その高い吸着性およびその構造中に存在する2個のフェノール性水酸基グループにより絹へ最も高い抗酸化活性を付与し,また,高い紫外線防御能も与えた。クルクミンおよびR.emodiは,クチナシ黄色素よりも高い抗菌活性を与えた。第一および第二鉄塩を添加したポスト媒染は,染色の色パラメーター,染色堅ろう度および紫外線防御能へ大きな影響を及ぼした。したがって,3種類の天然黄色染料の一般的な染色法により,絹に色および機能特性を付与することが可能であることを明らかにした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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染色からみた染料  ,  浸染,捺染 
物質索引 (1件):
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