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J-GLOBAL ID:201502229159937280   整理番号:15A0613121

東北日本弧に分布する白亜紀~古第三紀の花崗岩類のSr・Nd・Hf同位体組成の空間分布

Spatial variation of Sr-Nd-Hf isotopic compositions in from Cretaceous to Paleogene granitoids from Northeastern Japan Arc
著者 (11件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 91-111 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0124B  ISSN: 1345-630X  CODEN: GKKABJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東北日本に産する白亜紀~古第三紀花崗岩類から48試料のSr・Nd同位体組成を新たに測定するとともに,これまで報告が無かったHf同位体組成を測定した。本稿では,Hf同位体システムについて紹介した後,Sr・Nd・Hfを含む元素濃度と同位体比分析法を記した。次に東北日本の花崗岩類の慨説,分析試料の岩石記載,Sr・Nd・Hf同位体組成とその空間分布について記した。最後にSr・Nd・Hf同位体組成からみた花崗岩類の成因について議論した。花崗岩類の同位体初生値変化の成因は,沈み込む堆積物とマントル物質との単純な混合モデルでは説明できない事が示唆された。本州弧の同位体組成の空間変化は,起源物質であるマントル~下部地殻物質の同位体組成の空間的不均質性を反映している可能性が高い。
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分類 (2件):
分類
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岩石成因論  ,  同位体地質学 
引用文献 (123件):
  • 穴田真一,加々島慎一(2008):朝日山地に分布する西朝日複合塩基性岩体の多様性.MAGMA, 89, 17–31.
  • 安藤 勧,志村俊昭(2000):朝日山地周辺に分布する火成岩類の活動ステージ区分と地球化学.日本地質学会学術大会講演要旨,107, 157.
  • 荒川洋二,久野将義,小林洋二,天川裕史,池田隆司(1996):沢入花崗岩体の元素・Sr 同位体組成の垂直・水平分布.地球惑星科学関連学会合同大会講演要旨,494.
  • Arakawa, Y. and Takahashi, Y. (1988): Rb-Sr ages of granitic rocks from the Tsukuba district, Japan. J. Min. Petr. Econ. Geol., 83, 232–270.
  • Arakawa, Y. and Takahashi, Y. (1989): Strontium isotopic and chemical variations of the granitic rocks in the Tsukuba district, Contrib. Mineral. Petrol., 101, 46–56.
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