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J-GLOBAL ID：201502229708753471   整理番号：15A0699920

アトロベネチノンの合成研究

著者 (3件)： 松下享平 (東京工大 大学院) ,  大森建 (東京工大 大学院) ,  鈴木啓介 (東京工大 大学院)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 4  ページ： 1439  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アトロベネチノンはSirococcus属から単離されたフェナレノン型ポリケチドであり,シクロヘキサン環上にトリケトン構造を有するユニークな4環性骨格をもつ。我々は,この構造に興味を持ち合成研究を行った。ここで,不安定なトリケトン構造は最後に構築することとし,その前駆体として,ナフタレン誘導体を想定した。検討の結果,鍵となるナフタレン誘導体は,トリフルオロベンゼンに種々の官能基化を行った後,酸化的脱芳香化と続くDiels-Alder反応により得ることができた。さらに,分子内Friedel-Crafts反応を行い,アトロベネチノンの前駆体の合成に成功した。本講演では,その詳細について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ラクトン ,  *芳香族縮合化合物 ,  全合成 ,  Friedel-Crafts反応 ,  酸化 ,  アンヌレーション ,  化学反応 ,  合成中間体 ,  化学合成 ,  解析 ,  アルコーリシス ,  Diels-Alder反応 ,  ジエン ,  サマリウム化合物 ,  ヨウ化物 ,  フェノール類
準シソーラス用語： ナフトール類 ,  *フェナントレン類 ,  *ポリケチド ,  メタノーリシス ,  ヨウ化サマリウム ,  逆合成解析 ,  脱芳香族化 ,  *部分合成

分類 (2件)： 動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (3件)： 1,3,5-トリフルオロベンゼン ,  アトロベネチノン ,  4-ヒドロキシ2,5-ジメトキシ-7-メチル-1-ナフタレンプロパン酸

タイトルに関連する用語 (1件)： 研究