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J-GLOBAL ID：201502230207278950   整理番号：15A0596411

水溶液中の遊離飽和脂肪酸分解のための超音波処理/オゾン/アルゴンプロセスの検討

Study of the Sonication/Ozone/Argon Process for Saturated Free Fatty Acids Degradation in Aqueous Solution

著者 (6件)： KWIATKOWSKI Michal P. (Saga Univ., Saga, JPN) ,  SATOH Saburoh (Saga Univ., Saga, JPN) ,  YAMABE Chobei (Saga Univ., Saga, JPN) ,  YAMABE Chobei (Ohnit Co. Ltd, Akaiwa, JPN) ,  IHARA Satoshi (Saga Univ., Saga, JPN) ,  NIEDA Masanori (Ohnit Co. Ltd, Akaiwa, JPN)
資料名： Ozone: Science & Engineering  (Ozone: Science & Engineering)
巻： 37  号： 2  ページ： 93-105  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： C0746A  ISSN： 0191-9512  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 下水中の固化した不溶性のFOG(脂肪,油,グリース)堆積物の存在は下水管破損の主な原因である。この問題を解決するために,各種のグリーストラップ装置が開発されている。最近の研究により,遊離脂肪酸と金属イオンの間の鹸化反応がFOGの堆積物形成反応であることが見いだされた。本研究では飽和脂肪酸分解のための超音波処理について検討した。実験ではガス(アルゴン,酸素,空気,オゾン)注入口を備えたガラス管に超音波プローブを挿入した装置を使用し,飽和脂肪酸としてパルミチン酸とステアリン酸を使用した。超音波プローブの液体中への浸漬レベル,超音波の強度,上記の4種類のガスによるバブリング,処理時間が飽和脂肪酸の分解へ与える効果を測定し,以下の結論を得た。飽和脂肪酸のような疎水性化合物の分解における最適条件は管理された温度における超音波処理とアルゴンのバブリングの組合せであった。この場合に超音波プローブの浸漬レベルを大きくし,アルゴンの流速を低くすることが重要であった。

シソーラス用語： 脂肪酸 ,  処理 ,  超音波 ,  オゾン ,  アルゴン ,  廃水処理 ,  脂肪 ,  油 ,  グリース ,  加水分解 ,  *バブリング【化学装置】 ,  飽和脂肪酸 ,  鹸化 ,  *ソニケーション
準シソーラス用語： *超音波処理

分類 (3件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水溶液 ,  飽和脂肪酸 ,  分解 ,  音波処理 ,  オゾン ,  アルゴン ,  プロセス