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J-GLOBAL ID：201502231026877920   整理番号：15A0550229

海底局マルチ測距手法による海底地殻変動観測の効率化に向けた検討

Study for improving efficiency in seafloor geodetic observation by means of multi-acoustic ranging

著者 (2件)： 横田裕輔 (海上保安庁) ,  奥村雅之 (海上保安庁)
資料名： 海上保安庁海洋情報部研究報告  (Report of Hydrographic and Oceanographic Researches, Japan Coast Guard)
号： 52  ページ： 79-87  発行年： 2015年03月02日 
JST資料番号： Z0865A  ISSN： 1348-1045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海上保安庁海洋情報部で実施している海底地殻変動観測の観測時間短縮に向けた新しい音響測距手法について検討した。現在用いられている個別に音響測距する手法から,まとめて送受信するマルチ測距手法への変更について,実現性を示すと同時に,実際の観測時間の短縮率について考察した。今後,本手法を導入し,海底地殻変動観測網の拡張や,緊急観測の際の短時間観測などに活用していきたいと考えている。(著者抄録)

シソーラス用語： *距離測定 ,  *地殻変動 ,  海底 ,  観測 ,  *基準点
準シソーラス用語： 音響測距 ,  *海底基準点 ,  海底地殻変動 ,  地殻変動観測

分類 (2件)： 測地学  (DC02000X) ,  応用測量,その他  (RC02060Z)

引用文献 (6件)：

• 浅田昭・矢吹哲一朗(2001)熊野トラフにおける長期地殻変動観測技術の高度化,地学雑誌,110(4),529-543.
• 藤田雅之(2006)GPS/音響測距結合方式による海底地殻変動観測~海上保安庁の取り組み(レビュー)~,海洋情報部研究報告,42,1-14.
• 佐藤まりこ(2010)海底基準局の識別信号の追加について,海洋情報部研究報告,46,108-115.
• Sato, M., T Ishikawa, N. Ujihara, S. Yoshida, M. Fujita, M. Mochizuki, and A. Asada (2011) Displacement above the hypocenter of the 2011 Tohoku-oki earthquake, Science, 332, 1395, doi: 10.1126/science.1207401.
• Takeuchi, T. (1991) A Long-Range and High-Resolution Underwater Acoustic Positioning System, Marine Geodesy, 14, 225-231.

タイトルに関連する用語 (6件)： 海底 ,  マルチ ,  測距 ,  手法 ,  海底地殻変動観測 ,  効率化