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J-GLOBAL ID：201502231918099892   整理番号：15A0480157

水素エネルギー社会に期待されるセラミックス技術 水素社会とセラミックス

著者 (1件)： 田路和幸 (Tohoku Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 50  号： 4  ページ： 284-288  発行年： 2015年04月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光エネルギーを使用したクリーンな水素エネルギー生成の実用化技術開発について解説した。この技術は二つの大きな問題があり,その解決が重要である。その一つは,助触媒として使用する白金の代替となる助触媒の開発である。他の一つは,硫化水素の発生である。この硫化水素は石油脱硫または天然ガスの脱硫により多量に発生している。今後,低濃度の火山ガス等の硫化水素の効率的な濃縮等の技術開発が必要である。1硫化水素の分解技術,2)光触媒の原理,3)光触媒による硫化水素の分解,4)最適化したストラティファイドCdS光触媒の調製,5)光触媒反応の活性評価,6)反応活性,溶液条件,光触媒の安定化。

シソーラス用語： *水素エネルギー ,  水素 ,  クリーンエネルギー ,  太陽エネルギー ,  *セラミック ,  実用化 ,  助触媒 ,  省資源 ,  *硫化水素 ,  分解反応 ,  光触媒 ,  触媒活性 ,  光触媒反応 ,  *硫化カドミウム ,  触媒調製 ,  硫黄循環 ,  最適条件
準シソーラス用語： 水素社会 ,  水素製造 ,  代替材料 ,  光触媒活性 ,  硫黄サイクル ,  アルカリ溶液 ,  安定性評価 ,  水素発生

分類 (3件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  エネルギー貯蔵  (LC02000F)

引用文献 (18件)：

• 杉岡正敏,硫酸と工業,58,37-39(2005).
• Honda and A. Fujishima, Nature, 238, 37 (1972).
• 工藤昭彦,表面,36,625-645(1998).
• S.-C. Moon, Catalysis Today, 58, 125-132 (2000).
• 佐藤真理.化学総説,23,106-112(1988).

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素エネルギー ,  社会 ,  期待 ,  セラミックス ,  水素社会