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J-GLOBAL ID：201502232080733078   整理番号：15A0711260

端部回転を有する積層ゴムの部材端荷重に関する分析

著者 (2件)： 小林正人 (明治大 理工) ,  宮倉周平 (明治大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 21  号： 48  ページ： 569-574  発行年： 2015年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 積層ゴムを用いた杭頭免震構造を想定し,端部回転を有する積層ゴムの部材端応力を評価し,端部回転による曲げモーメント分布を解析した。積層ゴムの剛性マトリクスから部材端荷重の簡易式を得たが,せん断歪が小さく回転角が大きい場合は誤差が大きくなった。杭頭免震構造において杭頭の回転剛性を考慮した連成解析を行い,曲げモーメントとせん断応力への回転剛性,水平剛性,水平変位の効果を示した。積層ゴムの曲げモーメント分布における反曲点は,せん断歪の増加とともに回転側に移動し,その後中心に戻った。

シソーラス用語： 端部 ,  *回転 ,  *積層ゴム ,  *杭頭 ,  *免震構造 ,  剪断応力 ,  *曲げモーメント ,  解析モデル ,  *剪断歪 ,  回転角 ,  曲げ剛性 ,  剛性マトリックス ,  水平変位 ,  近似式 ,  表面圧 ,  歪分布
準シソーラス用語： 連成モデル ,  反曲点

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (11件)：

• 1) 猿田正明,岡田敬一,中村豊,長谷部雅伸:2011年東北地方太平洋沖地震における免震建物の応答,日本建築学会大会学術講演梗概集,B-2, pp.629-630,2011.8
• 2) 日本建築学会:免震構造設計指針,第4版,p.170,30,2013
• 3) 日本建築学会:免震構造設計指針,第2版,1993
• 4) 飯塚真巨:積層ゴムの剛性マトリクス(Haringx理論に基づく定式化),日本建築学会大会学術講演梗概集,B-2, pp.619-620,1995.8
• 5) 三山剛史:積層ゴムの上下面に回転を与えた場合の力学性状に関する研究,日本建築学会構造系論文集,No.556,pp.43-50,2002.6

タイトルに関連する用語 (2件)： 積層ゴム ,  分析