抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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理工系教育の中で学習意欲を高めるためにロボット教材の寄与が大きいことは検証されている。しかしその学習活動の多くは技術科の教育内容「エネルギーと動力の変換に関する技術」に集約された教育実践例が多く,理科的な内容である力学的内容に着目したものが少ない。その理由として,中学・高校での可能なロボット教材が陸上を移動するサイズが小さいものであり,力学的な影響が大きく表れないこともある。そこで重力・浮力等の力とそれらのつり合い,力のモーメントを考える必要がある水中ロボットに着目した。これに基づいて教材を作成し,本教材が3次元運動という従来のロボット教材では難しい特性を持つことが示され,学習意欲を新調させることができた。