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J-GLOBAL ID：201502233218492006   整理番号：15A0518779

種の違いによる影響を受けるアマランサス属植物のシュート内のCs,Sr,その他の栄養素および微量元素の蓄積の間の相互作用

Interactions between Cs, Sr, and Other Nutrients and Trace Element Accumulation in Amaranthus Shoot in Response to Variety Effect

著者 (5件)： CHU Qingnan (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  WATANABE Toshihiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SHA Zhimin (Shanghai Jiaotong Univ., Shanghai, CHN) ,  OSAKI Mitsuru (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SHINANO Takuro (National Agricultural Res. Centre for Hokkaido Region, Sapporo, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 63  号： 8  ページ： 2355-2363  発行年： 2015年03月04日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 福島県で栽培したアマランサス属植物33種を供試して,シュート中の無機元素23種の濃度を測定して比較した。その結果,Seを除くすべての元素において種間差が認められ,元素によって種間差の程度は大きく異なり,CsとSrの蓄積量の種間差は小さかった。また,Csの蓄積はAs,Rb,Al,FeおよびNiの蓄積と正の相関を,Baの蓄積と負の相関を示し,Srの蓄積はCa,Mg,Zn,B,BaおよびCdの蓄積と正の相関を示した。主成分分析によると,第1主成分と第2主成分は全分散の23.2および20.3%を占め,それぞれCsおよびSrが関連していることがわかった。また,Cs吸収量が多い2種のうち,Amaranthus hypochondriacusではKとBaの吸収が少なく,A.powelliiではRbとSrの吸収が少なかった。本試験結果は,作物への放射性CsもしくはSrの移行を防ぐための施肥や土壌管理方法の参考となると考えた。

シソーラス用語： *ヒユ属 ,  シュート【植物器官】 ,  *セシウム ,  *ストロンチウム ,  微量要素 ,  生体内蓄積 ,  生体吸収 ,  組織中濃度 ,  種差 ,  転流【生体】 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  ストロンチウム同位体 ,  放射能汚染 ,  土壌汚染 ,  食品汚染 ,  無機元素 ,  ストロンチウム放射性同位体 ,  セシウム放射性同位体
準シソーラス用語： *Amaranthus ,  Sr ,  放射性ストロンチウム ,  放射性セシウム

分類 (4件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

タイトルに関連する用語 (10件)： 種 ,  アマランサス ,  植物 ,  シュート ,  Cs ,  Sr ,  栄養素 ,  微量元素 ,  蓄積 ,  相互作用